「動物と会話できるなんて…そんなのあり?」Mr.ズーキーパーの婚活動物園 うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
動物と会話できるなんて…そんなのあり?
ズーキーパー。動物園の飼育係というところか。
主役のケビン・ジェームズはいかにも飼育係にいそうな男を演じているけど、周辺に美女ばかりゴロゴロと居すぎで、ちょっと現実離れしている感じがした。まあ、映画だから…と割り切るのなら、主役も、もっとイケメンでもよかったのではないだろうか。せめてジム・キャリー程度には。
アメリカでは、人種の多様性を謳いすぎて、肥満体の人でも主役を張ったりすることがあるようですが、あくまでも観客が見たいものを用意すべきだろう。彼の出演作では、「闘魂先生」とか、「最後の恋の始め方」とか好きな映画はありますけど。
動物がしゃべる。という設定で、シルベスター・スタローン、ジョン・ファブロー、ニック・ノルティ、シェール他、豪華俳優陣が吹き替えしていますが、あくまでも、独り言程度にとどめて欲しかった。
主人公と、普通に会話しているので、スーキーパーというよりは、「動物使い」になっていた。
クライマックスで、動物たちが協力して主人公の恋愛成就に一役買うのはやりすぎの印象が拭えません。子供が喜ぶなら、一緒に見てあげると面白いかも……。
2020.9.4
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