「スパイ映画の【新たなスタイル】」パリより愛をこめて Natsukiさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイ映画の【新たなスタイル】
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ジョナサン=リース・マイヤーズ扮するCIAの新人が
大きな事件に携わっていく過程が描かれる
導入部からワクワクする
とてもCIAのスゴ腕に見えないトラボルタの
【登場の仕方】から そのビジュアルと
【言葉より銃が先に出る】という
恐ろしい振る舞いのインパクトもバツグン
監督の前作『96時間』には遠く及ばない厳しい
評価の本作だが【娯楽スパイ映画】としては
斬新でテンポが良く大好き
何故こんなに面白いのにヒットしないの??
映画ネタも多くて『スタートレック』から『ベストキッド』から
『シュリ』に『リーサルウェポン』・・・そして【ジョン・ウー】
『パルプフィクション』でトラボルタが話してた【ハンバーガーネタ】を
トラボルタ自らセルフパロディする大サービスまである
そしてなんと言っても『007』
タイトルが007の2作目『ロシアより愛を込めて』から
取られている上に 主役の名前が【ジェームズ】!!
スパイ映画やバディムービーにオマージュを捧げつつ
現代的に新たなスタイルを生み出している
90分強のコンパクトな上映時間もあって
これぞ【娯楽】これぞ【アクション映画】
僕の超好きな映画の一つ『ソードフィッシュ』
あの作品のトラボルタの【その後】として
勝手に脳内補完して観てもオモシロイ
だから映画って止められない
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