「ストレートなストーリーでした。」パリより愛をこめて りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
ストレートなストーリーでした。
スパイアクション物で、目新しい設定はないけれど、逆にストーリーの先は読めるので、どっぷり浸かって見られる作品でした。
って…スパイアクション物で安心してたら、アカンよね。
でも、何となく、そこが良かったんだな。
ジョン・トラちゃん演じる「ワックス」
頭にもワックスをかけているかのような(ごめんなさ~い)ツルツルの坊主頭。
太り気味で、スマートさはないけれど、仕事のできる男。成果は必ず出す。
けれど、ドンパチドンパチやりすぎなんじゃないの~。
目立ってしょうがない。
ジョナサン・リース・マイヤーズ演じる「ジェームズ」
できる男だけど、まだ新米。
愛を大切にする男。
いつまででも、壺は持たないといけないのよ^^。うふふ~。
「96時間」では、父親の娘への溺愛に、ちょっと引き気味になったけれど、とっても真っ直ぐな愛は素敵だった。
この「パリ~」でも、ラストのジェームズとキャロリンのシーンで、やっぱり愛を感じた。
ジェームズのキャロリンに対する愛。
キャロリンのジェームズに対する愛。
最後の電話。
ストレートなストーリー。
ひたむきな愛。
難を言えば、ジョン・トラちゃん、頑張っていたけれど、もう少し、ほんのちょっと、敏捷に走って欲しかったな。
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