劇場公開日 2010年2月13日

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「主演女優が、ある人に似ていて、テンションMAXに」過速スキャンダル septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5主演女優が、ある人に似ていて、テンションMAXに

2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

観られてよかった~!
なんかすんごいハッピーな気持ちになれますね!!
それにしても、ファン・ジョンナムさん、○○さんに似ているなぁ・・・

~~~

では、感想3行目の回答からスタート(苦笑)

劇場に置いてあるチラシの写真では、
そうでもないんですけど、スクリーンに映し出される姿、
雰囲気が、女子フィギュアの浅田真央ちゃんにすごく似てるんですよ。
もうそれだけで、一気にテンションが上がっちゃいました(あほだ、あほすぎる)

内容は、
さくっと言っちゃえば、ホームコメディー。
感心したのは、コメディーなのに、細かい部分まで
ストーリーの辻褄をあわせてきているところ。韓国では
観客動員数が『カンナさん大成功です!』662万人を
上回る831万人を記録したそうですが、そういった
ディテールへのこだわりがあったからこその結果なのでしょう。

オープニングに流れる
スタッフ紹介の映像から
すでにとても明るくておしゃれでした。
もうここで観ているこちらの気持ちも明るくなってくる(笑顔)

でも、そのあと少々テンションダウン。
ある伏線のシーンが、予告編で答えが
流れてしまっていたので、笑えたんだけども思いっきり笑えない。

今作をご覧になられる方は
予告編を観ずに鑑賞することをお薦めします。

まぁ、テンション下がったのは
結局、そこだけだったんですけどね(苦笑)

だって、役者さん、笑いをとる演技上手い。
特に、子役の男の子は、なんですか、この上手さは。
間と、表情が、子供の演技ではありませんでした。
正直、この男の子だけでも見る価値があります。
(『ゴールデンスランバー』竹内結子の娘役を超えたな)

ラストは
もちろんハッピーエンド。

その前にあるオチのシーンは笑ったなぁ。
あの伏線が、こんな使われ方をするなんて、
予想もできませんでした。もっとも芸能人という
職種上、もし実際にこんな現場になってしまったら
複雑でしょうねぇ。ラッキーなのか、アンラッキーなのか。
スクリーンで繰り広げられる模様に、爆笑しつつも考えさせられちゃいました。

☆彡     ☆彡

ただのドタバタコメディーでなく、
巧みな伏線、ハートフルな出来事、
そしてちょっぴりブラックなユーモアも
含まれていて、スクリーンから眼が離せません。

これでなぁ、
クライマックスが
もう少し泣けるような感じだったら
もっとよかったんだけど、それは贅沢なのぞみなのかな。

心がぽっかぽかに温まる
108分間をありがとうございました(笑顔)

septaka