「意外や意外のナイスな良作」リアル鬼ごっこ2 にっこりテリーさんの映画レビュー(感想・評価)
意外や意外のナイスな良作
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先ず。前作の予告編を見て「ほほう、邦画にも面白そうな映画が出来たんだなぁ」と、都市伝説風味の不気味加減と谷垣指南のアクションに、ワクワクしたが、実際蓋を開けると、やはり自主映画の匂いがする少し残念な映画だった記憶が。
今回、続編ということで、正直全く期待をしていなかったが予告を見たらどうも作品自体の雰囲気がガラリと変わっていた。
前作の個人的フックだった「ややホラー」「谷垣指南」は消え去っており残念だったのだが、それを補って尚余る「アクション」と「スリル」がそこには存在していた!
すっかり精悍でザ・男前な俳優になった石田卓也に惚れ惚れし。
CCLemonとはガラリと表情の変わった演技を見せる期待の女優吉永淳の存在があり。
ヤングギャルのハートを強奪し続けるイケメンタンブリング三浦が存在し。
魅力的なキャストが走る!跳ぶ!戦う!
鬼のビジュアルも、前作の人を小ばかにしたような道化師スタイルから、ターミネーターをも髣髴とさせる、全く説得に応じ無そうな怖い物にグレードアップ。
そう。これは正にエイリアン→エイリアン2への進化と似ているではないか!
食わず嫌いは損をする。これは断言したい。
暇な休日。シネコンにきたけど時間が合っているのはリアル鬼ごっこ2だけ。
そんなときでも構わない。鑑賞をお勧めする。
予想以上に「面白い」と感じてしまう自分がそこに入るはずだ。
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