アイガー北壁のレビュー・感想・評価
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壮絶。実話ベースのすごい映画。
壮絶な映画。
実話ベースで丁寧に製作されていて、リアリティがすごい。
手に汗握ると言うが、本当に手に汗をかいた。
それにしても命をかけて山に登るなんて自分のような凡人の理解を超える。
テレ東「午後のロードショー」
寒い
2022年8月27日
映画 #アイガー北壁 (2008年)
アイガー北壁の初登頂競争をめぐる実話
ほとんど登山のシーンで、厳しい自然との戦いが見応えがある。
そして、ラストのシーンは衝撃的で、これが実話とは辛いな
ハリウッドならもっと盛るところだろうがちょうどいい感じ
高いところとお化け屋敷が大の苦手なのに観てしまう私の悪い癖。特に足...
高いところとお化け屋敷が大の苦手なのに観てしまう私の悪い癖。特に足場が不安定な場所での落下の恐れがある映像は足がぞくぞくしてきます。崖が壁の様に聳え立つアイガー北壁
人間のあらゆる分野への探求心とチャレンジ精神に感服します。
この登山は過酷を極めます。だからこそ熱い情熱と氷のような冷静さに何が起きても大丈夫な備えが必要になりますね。登山隊に落石があります。一人が頭部に怪我をしてしまうシーン、山を降りようと提案するチームメイトに絶対に山を降りないと強引に迫ります。冷静さを失った仲間ほど恐ろしいものは無いですね。今にも落とされそうな剣幕に嫌な予感しかしなかった。次々に起こるアクシデントについに下山を決めるのですが時すでに遅し、チームは降りるのも困難を極める状態になってました。最後の生き残りは助かるのかと思いきやロープの長さ足らずで宙づりになってしまい力尽きたのでした。
実話に基づくって、こんな事件があったとは… 登山シーン、アクシデン...
実話に基づくって、こんな事件があったとは…
登山シーン、アクシデント、本当にすごい。よくこんなの撮れたもんだ。見てるこっちが寒さと恐怖に震えてきます。
人ってどうしてこんな危険なことするんですかね。最近も命綱なしで高層ビルを登ったりとか。理解不能。人は失敗から学ぶもの。失敗したら即、死とか、ありえない。少なからず他の人にも迷惑かけてる気もするんですが…。
BSテレ東吹替版鑑賞。かなりカットされてる模様。結末忘れたらノーカット版をまた見たい。しかし、これ、忘れられるだろうか。
追悼 植村直己
ヒロイン役が…
単純明快でとても良い映画です。臨場感があり足もすくみっぱなしです。しかし大きな難点があります、ヒロイン役のルイーズの容姿が生理的に受け付けずキスシーンとか気持ち悪く見てられませんでした。しかもタバコ吸うんでしょルイーズ、口も臭いはずだよ。演技も終始半笑いな感じで不気味です。良い映画ですがこの女優が無理なのでもう二度と観ません。
命の危険すら顧みない山登りとは?
1936年、ベルリンオリンピックが迫る中、ナチスドイツは死の壁と言われたアイガー北壁のドイツ人による登頂を目指していた。ベンノフユルマン扮するトニークルツは、どこの山でも登っていた。恐いものは無いと言っていた。ヨハンナヴォカレク扮するベルリン新聞に勤めている幼なじみのルイーゼがやって来てアイガー北壁初登頂は一面トップになると言った。しかし、トニーは登らないから他の登山家をあたれと言った。オーストリア人でナチ党の者がすでにテントを張っているようだ。トニーは、急に登る気になって、今までの記録を記した日記をルイーゼに渡した。果たしてトニーは、満願達成出来るのか? こんな苛酷な登山に挑む勇気は大したものだ。登頂するふたりの固い絆もあって初めて出来る事かな。手に力が入るし、見てるだけでも辛いね。
もらい事故
BSテレ東の水曜シネマクラッシュを見て。
山かー、雄大な気分になるかなー、なんてお気楽に見たら、めっちゃ寒くなった。冬に見なくて良かった。凍ってしまう〜。
はっきり言って、もらい事故‼️ オーストリアめっ! 山をなめたらいかん! もう、あと少し手を伸ばせば届く距離なのに…。ここまで耐えていたのに…。事実を基にしているから、どうしようもないけど、悲しい。山って、自然って、厳しくて、人間はちっぽけで弱い。
ルイーズは実在の人物ではないかも?なんとなくレニ・リーフェンシュタールを下敷きにしてる気がする。あの寒さの中ピンピンしてる強さ、彼女しか連想できない。結局涙も見せなかったし(泣けばいいってものでもないけどね)。
撮影は過酷だっただろうけど、なかなか見られない景色を見せてもらって、とても良かった。
止める勇気
多少は脚色されているのだろうけど
女性の強さがすごい
こんな愛に包まれて死んでいけるなら
不幸ではないかもと思える
今年も
止める勇気が出せない
ご老人たちが
他の人(捜査する人たち、および関係者)に迷惑を掛けて
死んでいった。
税金も使われている。
映画の出来栄えはすばらしいの一言
すべての人に見て損はないと言いたい。
(チャライ馬鹿には最期までは見れないだろうけど)
身体震える・・・
本当に人間はこんな巨大な壁を攀じ登るのか、と思うと感動とともにため息がでてくる。荒々しい映像のため、一緒に登っているかのような臨場感が得られる。あと寒さとか痛みとか・・・伝わってきます。
カメラワークが素晴らしい!
どんなベテランで経験豊富なクライマーでもちょっとした判断ミスや厳しい自然には勝てないことを実感。
凍傷の痛みや極限状態に追い込まれた苦悩がリアルに感じられて見ていて苦しくなりました。
山登りの端くれとしては、この映画を教訓に安全な登山を楽しみたいと強く思いました。
1年間の猛特訓の成果、ここに見事、花開く!!
実話なんですよねぇ
よく撮影しましたよねぇ
どうやってロケしたんだろ
高所恐怖症だから余計に緊張して
歯がカチカチ音を立てちゃったんですけど・・・
~~
いやぁ、役者たちの
登攀シーンの体当たりロケ。
命がけの撮影に拍手喝采です!
この撮影のため
主要キャストは1年間特訓をしたそうです。
危険な撮影のため、
普通の保険が契約させてくれない。
命を危険にさらしながらの演技に脱帽です。
まぁ、監督曰く、
「1年間の特訓の成果を見せようと
役者が危険なシーンに挑もうとしすぎるのを
現場でとめるのが大変だった」そうですが。
恐るべき、役者根性です!!
☆彡 ☆彡
ナチス
男女の恋
メディア報道について
作品内で問題提起を含め触れられますが、
想像を絶する登攀シーンが全部持っていってしまうド迫力映像。
天候によって、
1日にワンシーンしか
撮影できなかった日もあったとのこと。
『剱岳』では撮影中にけが人が出てしまいましたが、
今作、これだけ危険なところで撮影して大丈夫だったのでしょうか。
ストーリー云々を度外視して
今作を撮影しきったスタッフと
命がけで演技をした役者、カメラマンに
心の底から敬意を表し、Aをつけさせていただきます(アッパレ!)
衝撃の結末!
事実に基づく映画です。
1936年夏。ドイツは既にナチス施政下で、ベルリンオリンピック直前の時期。ドイツの優位性を示すため、ナチスはドイツ人によるアイガー北壁の初登頂を望んでいた。これは、それに際して発生した、登山家達の悲劇。ドイツ=オーストリア=スイス合作。全編、ドイツ語です。ネタバレ有りです。
結構衝撃でした。どの辺りが衝撃で有ったかと言うと、その結末。この手の映画って、過酷な運命に晒されながらも、最後は上手く行きましたって言う感じの話が多いのですが、そうでは有りません。いやぁ、特にトニーの最後は、悲しいですね。って言うか、パンフレットとか、HPとかは、何となく生還の雰囲気を醸していますが、そうでは有りません。HPに至っては、「感動の大作」などとも書かれていますが、あれを感動というのだろうか?
トニーとアンディーがアタックを開始してからは、手に汗にぎると言うか、暗転する彼らの運命にどんどん引き込まれて行ってしまうんですが、そこに到るまでの、トニー達とルイーゼの関係が、一応一通りの説明はされているんですが、ちょっともどかしい感じがしました。かと言って、あんまり説明的に描くのもどうかとも言いますが。
時代背景的には、1935年3月に再軍備宣言、1936年3月にラインラント進駐と、ドイツはどんどんと戦争への道を突き進んでいる時期です。後の世界のことを考えながら見ると、中々興味深いです。
結構衝撃の映画です。あまり、感動とかのエモーショナルな描き方はされていません。その意味では、ドイツっぽいと言えば、ドイツっぽいのかも。
ドラマとしては、『劔岳 点の記』より本作のほうが遙かによかったです。
山岳映画としての迫力は、きっと『劔岳 点の記』の木村監督ですら脱帽するほどのものがありました。とにかく可能な限りリアリズムを追求したという映像は、まるでカメラがアルピニストたちと一緒に登っているかのような印象を受けます。『運命を分けたザイル』(2003年英)のようなドキュメンタリー映画を手本にし、手持ちカメラによる撮影を行ったからだそうです。おかげて荒々しい映像がかえってアイガー北壁の恐怖を印象づけてくれました。
とにかく撮影現場となるアイガー北壁は、殆ど垂直の絶壁が延々と続くところです。撮影は決して楽なものではなかったことでしょう。撮影では、毎回関係者をザイルで縛り、いちいち撮影現場まで登って行ったそうです。そんなことしていたら、着いた時点ですでに半日が経過してしまったとか。求めている空模様にならなければ撮影は翌日に延期。だから、現場で撮影のための準備を整えているうち、設営が出来た途端に雨が降り始めて中止になになることはざらで、落ち込む日々が続いたそうなのです。自然が相手ですからね、大変です。「自分はいったいなんてことをしているんだ?」って考えてしまいますね。
但し酷寒の北壁アタックシーンでは、キャストとスタッフが、実際の北壁同様の超低温に設定した巨大な冷凍庫に入って撮影を敢行したそうです。それでも機材が凍ってしまうほどの過酷な状況には変わりないことで、撮影の苦労が忍ばれます。
舞台は、ベルリン・オリンピック開幕直前の1939年夏。当時のナチス政府は国家の優位性を世界に誇示するため、アルプスの名峰アイガー北壁のドイツ人初登頂を強く望み、成功者にはオリンピック金メダルの授与を約束していたのです。
それを受けてアイガー山麓には、初登頂を目指す各国からの登山家や、世紀の瞬間を見届けようという報道関係者や見物客が集まってきていました。
一方主人公となる山岳猟兵のトニーとアンディは、難攻不落の山を次々と踏破し、優秀な登山家として知られ始めていました。けれども、トニーのかつての恋人で、駆け出しの新聞記者をしているルイーゼは、スクープのためにふたりに登頂を持ちかけるものの、断られます。
ふたりにとって、国家の威信や新聞社のスクープなどどうでもいいことだったのです。登山家のポリシーは、あくまで登りたいと思うかどうかというモチベーションあるのみ。 だから、気が変わって登ろうとなったとき、誰にも告げずにこっそりと挑戦を始めたのでした。やはり「初登頂」という記録の魅力に山男は弱かったようです。
天候を待つこと数日。ある晩、トニーとアンディは北壁への登攀を開始し始めます。他の隊を出し抜いて、早めに登っていたと思っていたら、彼らのすぐ後をオーストリア隊が追いかけることに。この初登頂を巡る二つの隊の競争が、メンバーの負傷や判断ミスに繋がっていきます。
ここからアイガー北壁で語り継がれる悲劇が始まります。本作では、トニーを救い出そうと、極寒のアイガーにルイーゼが駆けつけるところを描いて行きます。
吹雪で視界が閉ざされているものの、お互いの声が届く近さにいるのです。それでも岩肌に阻まれて救えないもどかしさ。そしてラストにはショッキングな別れが、ふたりを待ち構えていました。ドラマとしては、『劔岳 点の記』より本作のほうが遙かによかったです。
さらに本作では、マスコミのハイエナとしての悪辣さが風刺たっぷりに描かれます。念願叶って新聞社に就職したルイーゼは、上司の記者の言動に驚き、失望します。
記事のためなら、人間としての良心すら捨ててしまうのが記者のハイエナとして本性だったのです。その証拠に、アイガー北壁登頂が中止になって帰ろうとしていた上司が、トニーたちの遭難を知るや突如居残りを決めます。「特ダネ」が取れるかも知れないという上司の物言いに、ルイーゼは憤慨。記者を辞めてしまいます。
ストーリーは、生き残ったトニーの遺品の手帳を見つめながらルイーゼが、当時を振り返るというもの。果たしてトニーたちが残してくれたことは、何だったのか、ぜひスクリーンで味わってください。
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