「ほんとに実話?」アイガー北壁 ジュリエッタさんの映画レビュー(感想・評価)
ほんとに実話?
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ほんとに実話なのだろうか?
どこまで題材にしてるかわからないけどすごかった。
見ているだけで痛々しさと染み入る様な寒さを感じた。
登山家はあの様な現実を知りながらもなお、登ろうとする気持ちは
全くわからないが彼らの山に登ろうという情熱は賞賛したいと思う。
しかしながら、4人の登山家は誰一人生き残れず、
一人は登頂を夢見て怪我をしているにも関わらず無理をしたため結局
全員の命を危険に晒し、アンディは1本のザイルに3人が繋がっていることに
保たない危険を感じ自ら切断。そしてトニーは自分で動けななくなり
更に多くの人間の命を危険に晒してまで助けを求めるなど
到底共感出来るような行為ではなかった。
他のアクション映画とは違い、リアルな山の恐ろしさが
描かれており、超人的な登場人物など居らず、ひとつひとつの
行動や小さな落石、骨折、凍傷などが痛々しくてたまらない。
この映画を見た後、登場人物が実在するのかウィキペディアで
簡単に探してみたが見当たらず、ストーリーとして実話なのか?
題材として実話なのか、わからなかった。
とにかく感動とか共感とそんなものはなく
ただただ山の恐ろしさを感じる、または登山家という
上記を逸した人種に驚嘆する映画だった。
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