「これこそロックだ!!!!!」ミッシェル・ガン・エレファント“THEE MOVIE” LAST HEAVEN 031011 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
これこそロックだ!!!!!
ぴあの出口調査を含め
評価は高かったのですが、
レイトでしか上映されておらず、
またスケジュールの都合もあわず観ていませんでした。
しかし、あまりにもお客様がつめかけるからか、
レイトだけでなく、イブニングショーでも上映決定。
スケジュールもあい、ようやく鑑賞することができました。
映画館の判断は正解。
18:30の回は、ほぼ満席でした。
☆彡 ☆彡
あ~、疲れた
ホントのライブ会場みたいな音響だったな
耳がボワーッとして、音が聞きづらいんですけど(苦笑)
ミッシェル・ガン・エレファントの
ドキュメンタリーかと思っていたのですが、
2003年幕張メッセで行われたラストライブ映像を
中心にした、ライブDVDの豪華スクリーン版みたいな感じでした。
客電点灯後、
疲れを感じたのは私だけではなかったらしく、
他の箇所からも「あ~、疲れた」との声が笑顔で漏れていました。
たぶん、音響の迫力だけでなく、我慢疲れもあるのかな、と。
だって、スクリーンの中では、観衆がモッシュしているのに、
こちらは、それをジッと座って観ているだけですからね。右手を
突き上げて叫びたいのに、黙ったまま座る、ある種の罰ゲームです。
実際に、2003年幕張メッセの会場に行っていた人も
何名か、いらっしゃったようで、シングル曲しか知らない
私が、このような状態だったということは、彼らの反応は言わずもがなですよね(苦笑)
◇ ◇
男性4人で構成された日本のロックバンド。
2009年7月ギターのアベフトシさんが、
急性硬膜外血種により急逝。その追悼プロジェクトとして上映されたそうです。
90年代メジャーデビュー当時の映像や、
仙台だったかな、どこかのライブ会場で
照明の不具合により本意ではないけれども
中断せざるを得なくなり観衆に謝罪をする映像などを
交えながら、最後のライブ映像を中心に進められていきます。
はじめて彼らのライブパフォーマンスを
観ましたが、カッコいいというか、痺れますね。
ロックで、あれだけ激しく動き回るのに、黒スーツにネクタイ。
男の色香、にじみでまくりです。チバさんが投げたタンバリンを手に入れた人、
一生のお宝ものだろうな(笑顔)
☆彡 ☆彡
そんな衝撃のライブ後、
エレベーターで下りていくと
いつもは開かない途中階で“チン”音を立ててドアが開く。
開いた目の前で、安田大サーカスのヒロくんが
無言でメールを、打ち続けていました。
そんなシュール?な光景に
はち合わせた女性たち数名。
「あれ、置物だった?」
「ううん、本物でしょう」
「あんな、目立つ場所にいて・・・」
「大丈夫っしょ、おっかけなんていないから」
お目当て以外には冷淡だな、
世間って怖いな、としみじみと感じた次第でした(苦笑)
ちなみにですが、この日、
安田大サーカス団長さんの結婚式があったみたいです。
たぶんその2次会が、あそこで催されていたんだと思います。
きっと、今年もこんな感じで、
映画以外にも不思議な出会いがあるんだろうな
そう思わされるスタートでした。
ミッシェル・ガン・エレファントと安田大サーカス。
う~~~ん、なんも共通点がないな(苦笑)