「メキシコ国民に生きる希望と勇気を与える」ルドandクルシ septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
メキシコ国民に生きる希望と勇気を与える
メキシコで異例の4ヶ月間ロングヒット!
そんな惹句と
あまりメキシコ映画を観たことがありませんので、
どんな作品かな、と社会勉強もかねて行ってきました。
劇場は
若いカップルから
御年配まで半分くらいの入り。
同時公開中の
『フローズン・リバー』を狭い劇場、
今作を広い劇場に割り振っていたのですが、
『フローズン・リバー』を大絶賛した私にとっては少し複雑な気持ちでした。
☆彡 ☆彡
うん!
なんも考えず
脳みそ空っぽにして
笑って楽しむ作品だね(笑顔)
分相応
兄弟愛
家族愛
サッカー愛
こんなメッセージも込められてはいますが、
お約束どおりアクシデントに巻き込まれながらも
最後はハッピーエンドで幕を下ろしますし、メキシコの風景と
役者たちのコミカルなやりとりを笑いながら、楽しむ。気持ちを
とってもハッピーにさせる、明るく前向きポジティブムービーになっていました。
ストーリーもいたってシンプルでわかりやすく、
製作者の意図に頭を捻るような場面は全くなし。
スクリーンに映し出される物語を
完璧傍観者気分でながめていました(笑顔)
☆彡 ☆彡
鳥インフルエンザの問題
決して芳しくない経済状態
そういったメキシコの現状に、こんな底抜けに明るい
“生きていれば、人生はなんとかなるさ”
そんなメッセージにメキシコ国民は
勇気づけられ、癒されたのでしょう。
1800円を払って観るのはどうかと思ったので、
Bにしますが、Aの人がいても、おかしくないと思います。
”メキシコ産の夢のようなおとぎ話”
興味のあるかたは、一度ごらんくださいませ(笑顔)
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