「『そのうち、どこも同じ景色になってしまう』」ソフィアの夜明け opheliaさんの映画レビュー(感想・評価)
『そのうち、どこも同じ景色になってしまう』
ブルガリアの政治情勢やトルコとの関係など、知識不足でわからないところもあったけど、雰囲気がとても好みでした。
親子、兄弟、恋人
ちょっとした歪みで、ソリが合わなくなり、距離ができてしまう。
支配、抑圧、暴力
気づかぬうちに、権力に巻き込まれてしまう日常。
表現、葛藤、挫折
理想とのギャップに悩み、拠りどころを求める。
若き日のボブ・ディランの屈折した感じと、オーランド・ブルームの華やかさを思い起こさせる、主演のフリスト・フリストフ。
これが最後の作品とはなんとも惜しい。
コメントする