「いろんな映画を見てきたけど個人的にかなり好きです。」カケラ こむさんの映画レビュー(感想・評価)
いろんな映画を見てきたけど個人的にかなり好きです。
まず、この手の作品は好き嫌いがはっきりしますね。(ここのレビューを見る限りでもかなり低い評価の人もいますし。)
私がこの作品を好きな理由は、まずかなりリアリティーがあること。
2009年の映画ですが10年も前の映画だと思えませんでした。
同性愛に対する考え方なんて今より全然否定的だったはずが、今の時代を描いているように感じました。
同性愛に対して先進的考えがありつつも受け入れられていない時代背景を汲み取りつつ、2人の恋愛が進んでいくわけですが、あえてセリフにしていない感情を女優さんが表現しています。
この辺を汲み取れるか汲み取れないかでこの2人への理解度、引いてはこの映画の理解度が決まるかと感じました。
おそらくその辺がわからないと、つまらない映画になるのだと思います。
とは言っても、同性愛を体験したことがない人がこの内容を理解するのは難しいと思います。
実際こんな事あるのか??って思いがちですが、最初に言ったようにかなりリアリティーに溢れています。
是非、映画の中だけの話と思わず、「こんな事があるんだ。」という程度でいいので見て頂きたい作品です。
最初から否定的な目線で見てしまうと、つまらなくなってしまいますから。
何度も言いますがリアリティー満載です笑
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