ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女のレビュー・感想・評価
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デビッド・フィンチャー 監督によって リメイクされた「ドラゴン・タトゥーの女」は全編英語なので見やすかった。 リメイク版はオリジナル版をほぼ忠実になぞっていたと思える。
動画配信で映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」を見た。
2009年製作/153分/R15+/スウェーデン
原題または英題:Man som hatar kvinnor
配給:ギャガ
劇場公開日:2010年1月16日
ミカエル・ニクヴィスト(ミカエル・ブルムクヴィスト)
ノオミ・ラパス(リスベット・サランデル)
スヴェン=ベルティル・タウベ(ヘンリック・ヴァンゲル)
イングヴァル・ヒルドヴァル(ディルク・フルーデ)
レナ・エンドレ(エリカ・ベルジェ)
言語はスウェーデン語らしい。
スウェーデン語はまるで判らない。
スウェーデン語はスウェーデン人900万人を含めて
世界で1000万人くらいの人々が話すらしい。
デビッド・フィンチャー 監督によって
リメイクされた「ドラゴン・タトゥーの女」は全編英語なので見やすかった。
リメイク版はオリジナル版をほぼ忠実になぞっていたと思える。
この出来のいいミステリーサスペンスの原作は世界で大いに売れたという。
原作者はスティーグ・ラーソン。(50歳没)
スウェーデンのジャーナリスト及び作家。彼は推理小説「ミレニアム」3部作を執筆したことで最もよく知られており、死後に出版され、映画化もされた。
彼はカーレド・ホッセイニに次いで、2008年に世界で2番目に売れている小説家であった[1]。「パブリッシャーズ・ウィークリー」によると、「ミレニアム」の第3部「眠れる女と狂卓の騎士」は、2010年にアメリカで最も売れた本になった[2]。2015年3月までに、彼のシリーズは世界中で8000万部を売り上げている[3]。
主演のミカエル・ニクビストは、
「ミレニアム」3部作の映画化で主人公のジャーナリスト、
ミカエル・ブルムクヴィスト役を演じ、
世界的に注目を浴びた。
1作目「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」(09)の成功を受け、
トム・クルーズ主演の人気シリーズ第4弾「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」(11)の悪役に抜擢された。
また「ジョン・ウィック」の1作目にも出演している。
40年前、スウェーデンの資産家の邸宅から忽然と姿を消した少女がいた。
少女の親族から捜索依頼を受けたジャーナリストのミカエルは、
背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカー・リスベットの協力のもと、
事件解明に挑む。
ミレニアム2とミレニアム3もぜひ見てみたい。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
後追いでこの映画を見る意味とは?
後発の、『ドラゴン・タトゥーの女』を先に見たので、もはやこの映画を見る意味あるのかと思いましたが、『アンロック』を見て、今更ながらノオミ・ラパスのセリフに頼らない表情で見せる演技に魅了されてようやく見ることが出来ました。
それで思ったのが、この時点でほとんど完成されていて、デビッド・フィンチャー版と大差ないと感じたことです。逆に言えば、フィンチャー版作る必要あったのか?と。
それでも、リスベット役はルーニー・マーラよりも、ノオミ・ラパスに軍配が上がるし、逆にミカエル役は、ダニエル・クレイグのほうが段違いに魅力的です。まあ、おおざっぱに言って、どっちもどっち。どっちを見ても、さほど差は無いと思います。
2018.5.30
リスベットもうちょいどうにかならんかったんか
母国語でやっている時点でもう素晴らしい。
北欧の洗練されつつも少しダークな雰囲気が物語にマッチしていて素晴らしい原作を変にいじくることなく忠実なストーリーで本当に素晴らしかった。
ミカエルのちょっともっさい感じも想像通りであったものの、こんな時代で言うことじゃないけどリスベットお前さあ。
ノオミパラスは嫌いじゃないところかむしろ好きな俳優ですよ。
但しリスベットは何かこうあれだよ。もうあれだよ。
ハリウッドリメイクのミカエルブロンヴィストが英語ペラペラ喋る違和感も後出しながらルーニー・マーラっていう正解を見てしまっているから。
何だよスウェーデンって北欧美人の宝庫じゃないのかよ。
悪気はない。
でも心の声が溢れ出ちゃったよ。
とても上質なサスペンス
なにはともあれ、リスベットに幸せになってもらいたいです。
「完全版」が出ているそうですね。
今回観た版ではハリエットに関する謎解きがメインになっていますが、「完全版」ではミカエルを陥れた陰謀やエリカとミカエルもより描かれているそうでより原作の雰囲気に近いのかしら。「完全版」も観たくなりました。
(原作未読・ハリウッド版未鑑賞)
スェーデン版は、リスベットやミカエルを取り巻く大きな社会問題とか、ハリエットの謎とリスベットの境遇、そしてナチスまで絡んでくる、ただの謎解きミステリーではありませんでした。
リスベットにミカエルの信頼調査を依頼するヘンリックの顧問弁護士フルーデ。見てくれが奇抜で何だこりゃという印象を与えかねないリスベットに顧問弁護士が問う。「ミカエルは信用できるかね」。「自分は調査するだけだから」とはぐらかそうとするリスベットに更に問う弁護士。そして「嵌められたのだと思う」というリスベットの答えを信用する弁護士。ここで心がぎゅっと鷲掴みにされてしまいました。見かけに惑わされることなく、真・芯をつかむ男。
ハリエットに関する謎解き。そんな物語に、ミカエル、リスベットの物語が絡んでくる。
絡んでくると言っても観客にとっては新たな謎や気になるエピソードとして見せられるだけ。「えっ?どういうこと?」「これからどうなっていくの?」もう一つの物語を予感させながら、謎解きが進行する。ぐんぐん惹き込まれる。
ただの調査の対象だったはずなのにどうしてリスベットはミカエルが気になるの?訴えられる危険を冒してリスベットはミカエルに送信する。藁にも縋りたかったのかもしれないけど、ミカエルはリスベットを仲間に入れる。自分の調査を助けてくれるパートナーであり、好意を寄せてくれるリスベットに「君のこと、何も知らない」と戸惑いながら、人と関わるのを拒絶・怖がるリスベットをふんわりと包みながらも束縛せず、一人の人として扱うミカエル。
リスベットの後見人になった悪徳弁護士(フルーデではありません)、猟奇殺人、社会的な陥れ等、目をそむけたくなるような暗く悲惨な話の一方で、上記のような人と人の繋がりがきちんと描かれている。
奇をてらった受け狙いのサスペンスものだと、姪を思いやる依頼主とか、警部とか、ハリエットの従姉とかも、愛憎絡んだプチ悪人にすること多いですが、そんな安易な展開にせず、ごく普通の人々でした。そんな普通の人々のすぐ側・普通の人にまぎれて存在している悪徳弁護士・猟奇殺人・ミカエルへの罠に象徴される闇の深淵。対比が際立ち、心を揺さぶる。
異常とは何なのか。
行為だけをみればとんでもないことをやらかすリスベットですが、そうする過程がきちんと描かれていて、その思い切りの良さにかえってスカッとする。そして思う。リスベットを精神病者扱いする社会の方が病んでいると。
人間を描いた良質の映画です。
ああ、でもこの話にナチスが絡んでくるなんて。ヨーロッパではナチスは「歴史」ではなく、まだすぐそこにある事実なんだろうな。
社会正義を貫こうとする、雑誌『ミレニアム』と、その主宰の一人・ミカエル。
対して、社会正義の枠組みなんて軽く超えるリスベット。
胸の空くような展開で終わるが、それって…。
なのに、バディ感が笑いたくなるほど、ハマる。
全体としては☆5つでも足りないのだが、
眼をふさぎたくなるようなシーンも何度もあるので、☆4.5。
でも、そのシーンをちゃんと描いているからこそ、リスベットの心の痛みが理解できる。
そして、社会の中に潜む深淵に怯え、嫌悪・怒りをもつことができる。
必要な描写なのだ。逃げずに映画化した勇気を讃えたい。
とはいうものの、なにはともあれ、リスベットに幸せになってもらいたいです。
クライムミステリーとして極上
こちらをおすすめ
陰鬱で凄惨な描写 故に真実味を感じる
原作読まなくては
内容は王道のミステリーでした。
父母と観に行きました。
…大失敗!!笑
年齢制限ついてるだけの内容です。
エロ変態系アリ。
内容は王道のミステリーでした。
スピード感もありました。
映像とヒロインが美しく、伏線も回収している部分が良かったです。
ただ主人公の男の最低さが受け付けませんでした。
ヒロインを使うだけ使って最後はポイッ。
リスベット!
小説は読んでないし、デビットフィンチャーのリメイクは観てない。だからミレニアムは初めて観ます。が、とっても面白かった( ´艸`)
ミレニアムという原作がかなり面白いというウワサは聞いていたのですが、コレをみて納得。ストーリー、キャラ、内容、全てにおいて魅力的で◎。なおかつ、エロいシーンや性犯罪などのサービス内容まで盛り込んでいて、3時間の映画でも飽きずに最後まで見ることができました。
ま、ツッコミ所はあるかもしれないけど、推理が進んでいくシーンは『天使と悪魔』よろしく、グイグイと引き込まれていく。謎が明らかになるにつれて、リスベットの過去も少しずつわかりはじめるし、ほんと持続して楽しめた。良作です。
これは、デビットフィンチャー版と比較してみてみよう!
超面白い!
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