「古田新太恐るべし」シーサイドモーテル 義理人情さんの映画レビュー(感想・評価)
古田新太恐るべし
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男女11人、とにかく色んなキャラクターの俳優が勢ぞろい。
温水洋一の拷問職人役も笑えたが、やはり真骨頂ともいうべき
ハッスルぶりで嬉々とした表情をのぞかせているのが古田新太。
小島聖扮する妻にハイヒールで股間を踏みつけられた際の「アーオ」
コールガールを待ちわびる際の表情
女装をさせられてポカーンとした間抜け面。
その全てが巧妙に計算され尽くしたようでいて、そうでもない。
そこが古田新太の凄さといえよう。
麻生久美子も山崎真実も多少のエロさをにじませながら演技を楽しんでいる。
生田斗真も、ジャニーズのなかではトップクラスの演技力。
それでも、やはり作品としての持続性がいまひとつ欠ける。
こういう映画がある程度ヒットすると日本映画界も元気を取り戻すので
あろうことは重々承知だが、劇場へ足を運ばせるだけの力があるかと
いえば、何とも微妙。
ただひとつ言えるとするならば、疲れて元気のないときに2時間予定が空いて
いたら、見て損はない。スカッとさせてくれるだろうから。
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