(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
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男なら共感してしまうのでは?
オープニングの文字で“恋物語ではない”とあったが、確かにその通り。
“恋物語”ではなく、“片思い物語”。
しかも、なかなかに切ない。
だって、報われないんだもの。
運命の恋を信じる男と、運命の恋なんか信じない女。
そんな二人のラブストーリーなんて映画として成り立つのか?と思いきや、映画としては実に軽妙で面白い。
ただ男としては、身に覚えあったり、あるある!と思ったりする点多々。
自分もこうなのかなぁ…?と、つい思ってしまう。
男は意外とロマンチストなのです。
草食系男子のリアルな話。
運命を「運命」と思うかどうかは自分次第
友情→恋→結婚へのテスト
2010年に日本で公開された作品の中で1番好きな作品。本作でのトムのような恋の結末を迎えたという人は少なくないはずです。私もの似たような経験をしたことがあります。時々“なぜあの時”ああ“言ってしまったんだろう”とか“なぜ”あんな“行動をとってしまったんだろう”と考え後悔することがあります。本作で学んだのは“女性が男性に恋をした時、女性は男性を常に試しているというかテストしている“と言うことです。本編に出てくるサマーはトムに対して試練をいくつも与え友情→恋→結婚へ辿り着けるかどうかを試しているように思います。そして、トムはそれに気づくことなく失敗。それどころか、自分の気持ちに嘘をついたために本作のような結末を迎えたんだと思います。(特に本編開始30分を観ると私が言わんとしていることがわかると思います。)
グリーティングカードを作る会社に勤めるトムは秘書として会社に入ってきたサマーに一目惚れするところから始まり、彼らの友情から恋そして・・・を描いています。
注目なのは主演のジョセフ ゴードン レヴィットとゾーイ デシェネルの演技。監督のマーク ウェブの描き方。ナレーションの使い方。名ゼリフの数々。名シーンの数々。サントラの使い方。オープニングでのカメラワークの上手さ、何日目かを現す数字の表し方。全ての要素が上手くミックスして見事な作品を作ったと思います。
一人の男性としてこのような経験しているからこそトムに共感できます。このジャンルでここまでの傑作を生み出す事は難しいでしょう。そして、私の中ではこの作品に出会えたことに心から感謝しています。
お洒落★恋愛★草食男子★
可愛くて、お洒落な映画でした。私はジョセフ・ゴードン=レヴィットが好きでDVDを借りました。
ジョセフ好きにはたまらない作品です。ストーリーの展開もなかなか良かったし、休日に、のんびりゆっくり観るにはオススメです。草食男子、ジョセフみたいな人なら全然OKだったり…(笑)個人的にもう一回、いや、何回観ても良いくらい気に入りました。
これは別に観なくても良かった!
かーわいいっ♪
まるで
おっ洒落〜な🎵
サマーなんて、大嫌い!
IKEAに負けず劣らずトータルコーディネート
「よくある“おしゃれ路線のラブストーリー”でしょ?」っと侮ってはいけない。
監督はこれが長編デビューとなる新鋭映像作家マーク・ウェブ。だけどすごいのは映像だけじゃないのである。
まず、脚本がいい。デートシーンといって「IKEA」を選ぶあたりのセンス、明らかに狙ってるけどやっぱり新しい。音楽もスクリーンと観客の感情をつなぐ導線となっていて、なるほど「IKEA」に負けず劣らずトータルコーディネートされている。
そして何といっても役者がいい! ジョセフ・ゴードン=レヴィットと聞いてピンと来る人はいないかもしれないが、アクション大作「G.I.ジョー」(日本ではコケたけど、アメリカではヒットしてます)、そしてレオと渡辺謙共演で話題の「インセプション」。個人的にヒース・レジャーが大好きだったのだけど、彼の眼差しはとってもヒースに似ている…。そしてサマー演じる、ズーイー・デシャネル。映画・音楽・ファッションとユニーク路線で我が道を行く、今のアメリカのポップアイコン的存在な彼女、サマーはハマリ役である。
感情の揺れ動きに共感
大好きなサマーに振り回されて天にも昇れば地にも堕ちる、素直なトムの感情の揺れ動きにずっと寄り添って見ていた。
12、13歳くらいにしか見えないトムの妹が、兄を諭すようにサマーの気持ちを代弁するところがユニーク。女は成熟するのが早いね。
恋愛シミュレーションGAME
観始めたところでは、今作のズーイー・デシャネルをさほど魅力的とは思わなかったのですが、コピー室の一件で目を惹かれ、その後はすっかりトム目線で“サマー”の一挙手一投足に釘付けでした。日付が行ったり来たりする演出にちょっと疲れたけど、ただ時系列に見せられるよりは、後の展開を知ってから前に戻ったりすると「ああ、この頃はまだ・・・」なんて更にトムに感情移入しちゃったりして。
途中のミュージカル仕立てとか、ところどころ首を傾げちゃう実験的な演出や説明不足な展開もありましたが、男女の恋愛観のすれ違いストーリーを堪能しました。
でも、エンドロールを観ながら、ふと奇妙な既視感に襲われたのです。
「あれ、この展開は何度も経験したことある気がする・・・」
帰る道々考えて、やっと思い至りました。
徹底的な男目線でのストーリー展開や、細切れのエピソードの羅列、「ポテンシャルを生かし切れない主人公」、「お節介な親友」とか、要するにこれって「恋愛シミュレーションゲーム」いわゆる“ギャルゲー”とおんなじ構造だってことに。しかもどこかでフラグを間違えた「攻略失敗ルート」。そう思ったら、ラストのエピソードも「2周目」なんだってストンと腑に落ちたのでした。
ああ、誰かトムに、この“GAME”の攻略本を渡してあげてクダサイ。
ちなみに、この作品がPG-12なのって、サマーが放送禁止用語を連呼するからですよね?
振り回されっぷりに共感
ドキドキとワクワクが止まらないっす
最高!
観ている間中、ドキドキワクワクしっぱなし。
似たような経験があり、主人公にどっぷり感情移入。
一方でサマーの気持ちもわからないでもなく。
終わり方もすごく良かった。
脚本がとてもいいです。
ワタシ大好きです。
ひとつだけわからない事。
何故サマーはトムに会える事を望み(?)、あの場所へ行ったのか。
演出もすごくいいです。
とってもお洒落な気がします。
肩の力が抜けた感じがイイっす。
色々小ネタもありますが、正直ほとんどわかりません。
でもすごく楽しめます。
これどっかで観た事あるような(?)って場面が多い気がします。
音楽ネタも満載です。
でも、スミスもブルース・スプリングスティーンもリンゴ・スターもピクシーズもナンシー・シナトラあまり良く知りません。
でもお洒落な気がします。
う~ん、もう一回観たい!
女子の心はまさに季節そのもの!?
先週まで卒業に向けてラストスパートしてました👊☺
年明けてまだ一度も映画観に行ってなかったわ😨
無事に走りきってその分観たかった映画を存分に観たいと思います
ってなわけで今年第1弾は(500)日のサマー観てきました
サマーは女子代表だわ⤴⤴
そしてそれに振り回されて一喜一憂してるトムも普通の男子でよかった💑
そしてトムは映画だとかっこよかった
トムを振り回すサマーに嫉妬しちゃいましたw
サマーは自分のやりたいことやりたいし⤴
回りを傷つけたくない⤵
まさに女子だわ💡
そんなことできないわけでそれゆえにトムを傷つけてしまうっていう
女子(サマー)の心は季節のようにコロコロ変わるのよね
それにうまく対応できないトム
そして最後は…っていう終わり方で予想とは違うし元気をもらいました✨✨
明日もまたがんばろって思いました
さぁ明日は何観ようかなw
One of the Greatest Movie on Love!!
ピュアな男の子の成長物語
これは期待通りのいい作品でした!
胸を締め付けられるような甘酸っぱさ。おしゃれで小粋で、ファンキーでポップ。
テンポよく、時を前後して語られる手法は新鮮でまた物語にいっそう味を出していました。ただ、多少混乱するかも。
主人公2人のキャラは最高。演技も素敵ですスタイリッシュだし!
↑ただ見る人によっていらだったりとかなり捕らえ方に違いが出そうな性格です。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが草食系男子?をものの見事に演じています。そのかわいさは破格。一途で、健気で、とても素敵男子です。ジェームズマカヴォイ(大好きなんです!)的な甘さを感じました
対するズーイーはとにかくキュート。同性から見ても、ほれずに入られませんそのファッションも素敵で、要注目ですいってることは変なのに、何故だかその目を見ていると納得せずにはいられない笑。
あとは、サマーの服からも、青がこの映画のイメージカラーなのかなと思いました
映像的な観点からも、物語観点からもセンスがつまっていたと思います。
ただ、ハッピーエンドと取れない人もいるかもしれないので、ただ単に明るいものを見たいなら他をお勧めします・・・
あと、キャッチコピーにはあまりだまされないほうがいいかと。
運命の恋を見たいと思ってみたら失敗するかも。笑
音楽も秀逸です。
ほんとうに素敵な音楽ばかりが使われています、是非そこにも注目してみてください!
私の一押しのThe Temper Trapも2回使われています!
あとはさまざまなジャンルの企業とコラボレートするみたいです。この映画らしい、おしゃれなものばかりなのでそこも注目です!
恋をしている、そのことこそがしあわせ
サマーを演じるズーイー・デシャネルがあまりにもかわいく、
さらに宣伝もいちいちかわいくて、
観る前から
主人公のトム以上に私が「サマーに恋してる」状態でしたが、
期待以上に素敵な作品でした。
「友達」と「恋人」の境界線に悩んだことがある人なら、
誰かに焦がれるような恋をしたことがある人なら
きっとこの物語に入り込んでしまうはず。
トムのサマーに恋した500日間を描く作品だけど、
物語の進み方が時系列通りでないところがおもしろい!
たしかに恋をしているときって
いいことばかり思い出してみたり
つらいことばかり思い出してみたり
頭の中は時系列じゃないから
すごくトムの気持ちがわかる、というか。
この手法を思い付いたその柔軟さがいいなぁと。
サマーは小悪魔と評されていますが、
私は彼女の考え方が好き。
世間になんと言われようと、自分に正直に生きてる。
しかも残酷かもしれないけど、周囲の人に対しても正直。
ただ素直なだけ、だからこそ魅力的なんだと思います。
私はサマーみたいに生きたいと思ってしまう派です
一緒に観に行った友人は「悪い女だね~」とにこにこ。
「でも、誰もが恋をしているときはちょっとずるくなってて、きっとみんな思い当たるフシもあるよね」って。
いろんなサイトとか観てみるとまったくサマーを好きになれないひとも多いみたいで、
誰かと観に行って、恋愛談議に花を咲かすのもたのしいかも?
それから、音楽がすばらしく素敵!
サントラ、即購入決定です♪
どんな結果が待ち受けていても
恋をして
誰かのことを想うだけで胸がしめつけられてしまうこと
相手の言動ひとつひとつに一喜一憂してしまうこと
そんな恋愛そのものが
とてもしあわせであることを感じられる
あったかい気持ちにあふれた作品だと思います^^
付き合い開始500日未満のカップルへ贈る”恋のリトマス試験紙”
予告編で魅かれず
当初はパスを決め込んでいました。
ところが、愛読誌などで好評。
また、全米10都市27スクリーンから上映を拡大、
公開4週目にトップ10入り。そんな情報を耳にして行くことにしました。
☆彡 ☆彡
なんだろ
この爽やかな気持ち
途中は胸が締めつけられていたくせに(苦笑)
ラストのセリフのオチが
一瞬理解できず、英語力のなさを露呈。
その後、エンドロール中に気がつき
後味のよさが増しました(都合よすぎだぞ!)。
〈 続かないのが人生 〉
〈 妻は家に導くヒカリ 〉
ラストの結果が早々にわかってしまうことに関して
賛否両論がわかれそうですが、むしろそのことによって
「コミカルな作品ですよ」とのアナウンス効果になるんじゃないか、と
わたしは勝手に解釈。いくつもの場面でクスクスと、時には声を出して
笑いながら、気持ちをゆったりとして、楽しませてもらいました(笑顔)
主人公のトムの勤務先が
一言メッセージを添えて贈るカードを作る会社のため
短いフレーズで心に残る珠玉のことばも多数あって、
そちらもさらに気持ちを良くさせてくれました。
字幕の翻訳者、大変だったんじゃないかな(苦笑)
◇ ◇
運命の恋を信じる男性、トム
運命の恋を信じない女性、サマー
この2人が織りなすラブコメディ。
『妻が結婚した』(09)こちらを
オブラートに包みソフトタッチにした作品でした。
『妻が結婚した』は
男性・女性で評価が180度割れそうな気がしました。
今作も、中盤までは、
女性はイイかもしれんけど、
男性はつらいよな。だって、
よっぽどモテモテの人じゃなければ
トムと同じような勘違い?経験?悪あがき?はしているだろうからな。
他人事に見えんでしょ??と、同じ男性としては目をそらしたいような場面もありました。
ただ、
クライマックスからラストにかけて、
サマーの行動は、男性目線からみて
「こんな女性いるのかよ、ドラマや
映画じゃあるまいし(映画じゃん)」
突っ込みを入れたくなるのですが、
トムにも希望の光を与えると同時に、
ある結論を導き出して幕を下ろしますので、
お~、よかった、よかった。パチパチ、拍手!と気分よくエンドロールを眺めていました。
そして、
時間をおいて一歩下がって
もう一度、振り返ってみました。
中盤、
男性は胸を締めつけられるけど
女性はイライラするかもしれないな
理解してくれない、女々しい男性に対して(苦笑)
男女2人で行って、
ポップコーンを食べる
スピードが上がり、取りかたが力強く
烈しくなったら、彼女はトムにイライラしていると気づいてあげてください。
そして、彼氏であるあなたは、決してトムと同じような行動を現実世界でとらないようにしてください。
そうしなければ、本物の地雷を踏むことになってしまうでしょう。
☆彡 ☆彡
時に挿入されるアニメもかわいかった。
音楽も素敵だなぁ、と珍しく耳に残りました。
リーフレットを読むとマーク・ウェブ監督。
ミュージッククリップ製作で有名な人らしいですね。納得です。
ポップで、キュートな時間を過ごさせていただきありがとうございました(笑顔)
経験によってくすぐりどころが違う
この作品、観る人の年齢、人生経験(とくに恋愛経験)によって受け取り方が違いそうだ。
私の場合は男だから、トムの心情に同調するが、自分で言えば10代後半の頃を思い出す。つまり、恋愛に対して“うぶ”(一応、私だってそういう頃があったのだ)。女の子の言動に対して自分を主張できない。ついつい、相手に合わせちゃう(嫌われるのがコワかった)。いま思えば何やってんだかなんだけど、そのときはせいいっぱい生きてたし楽しんでた。みんな通る道を描いた作品として代表的な名作「卒業」を引用して、我々、経験を積んで「ふん、こんな映画」とうそぶく年代にもくすぐりを入れるあたり、この監督、ただものじゃない。
★は3つだけど、いつの世にも、こういう作品は必要なのだ。その昔、「個人授業」に魅入ったもの。(^^ゞ
500日を行ったり来たりするのは効果的な部分もあるけど、アタマの整理が追いつかないこともしばしば。言っとくが、歳のせいじゃないぞ! 500日目は、ほんのり、そして笑えます。
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