(500)日のサマーのレビュー・感想・評価
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やっぱりマークウェブ
マークウェブの描く恋愛描写は割と有名になりましたが、この作品はまさに彼のいいとこ取りですよね。
アーバンにもかかわらず、ノスタルジーな雰囲気で、細かい描写にさえヒトの微細な感情を混ぜ込む。
そして、オトコとオンナのすれ違いを完全にオトコ目線で描くことによって、小悪魔女子を表現する。
アメージングスパイダーマンで見せたピーターの繊細な感情に近いものがあると思います。スパイダーマンシリーズはヒーロー作品ですが、基本恋愛が中心にあるのでらマークウェブのいいところが生きていますが、あくまでヒーローモノなので、今作の様にはいかなかったんじゃないかなあ。
ズーイちゃんカワイイ
イエスマンでズーイちゃんのファンになって、彼女が出てる作品観始めました。
男を翻弄しているようでしていない、ただ素直でさっぱりサバサバ運命信じていないだけ。掴み所のない可愛さで観入っちゃいました。
最後結婚の決め手が気になる(..)
この作品が1番彼女の魅力出てる気がします。
DVD210円ゲットシリーズ。「ノッティングヒル」とは正反対。これ...
DVD210円ゲットシリーズ。「ノッティングヒル」とは正反対。これぞリアルなのかも。
運命の出会いを信じる男。男ってそうだよなぁ、要するにバカなのです(笑)
恋人はいらないと男を振り回す女、いるよなー、そして男はそんな女に魅力を感じるのです(笑)
時系列がややこしかったりして、今ひとつ乗りきれなかったが、まずまず面白い作品だと思う。が、しかし「ノッティングヒル」の後に見る作品ではなかった(笑)
編集の技
普通にストーリーを追いかければ、サマーと出会ってから別れ、そしてオータムに出会うまでのラブストーリーですが、この作品、時系列をイジリまくって、あえてわかりにくくしてしまっている。それは、あたかも、友人の恋愛相談に乗る時のように、話があっち飛びこっち飛びで、ついつい長話になってしまうパターンに酷似していると思う。
出演している役者がいい。
ジョセフ・ゴードン・レヴィットは、これが出世作だろう。この後、大作のオファーがひっきりなしなのだから。
でも、ズーイー・デシャネルもクロエ・モレッツも、いい役者さんと思うけどな。
私は、この映画好きです。
2013.3.3
運命論的恋愛観を排除した革新的な映画
この映画の一番の良いところは、巷でさんざん溢れている運命論的なストーリーを排除し、男女の出会いはすべて確率の問題だ、という不確定性に基づいた恋愛観を主張している部分だと思う。
最後のナレーションでもはっきりとそう結論付けている。
そうなると当然、紆余曲折あったが結局2人は結ばれるというありがちなストーリーとは対局にある映画であり、ただただ現実主義的なのだ。
よくありがちな恋愛映画に飽きた人にはぜひ、オススメしたい。
やられた!
いわゆる恋愛映画、には無いリアルな男女の色恋沙汰を観た感じだな
でも、サマーがあまりにも小悪魔でキュートだし、2人のデートが素敵な雰囲気だから生々しさというか重々しさが緩和されていて楽に観れる
ただ、断片的で日にちが行ったり来たりするから最初は頭が追いつけなくて情けなかった
きっと見落としてる部分も多いんだろうな、その点では何度観ても面白い映画?
最も恐れていた立場逆転に近づきつつあることを悟った時から私の心には後味の悪さ、苦々しさが残ってしまったけれど、そう感じたのはきっと私がまだ子供だってことさね…成人してるんだが。
あと個人的にクロエが可愛くってもっと観ていたかった!
何度見ても良い作品
何度も見ている映画です。
映像や構成、音楽、カット割、そしてメインの2人の演技、全てが大好きです。
そして、内容がまた素晴らしい。
若い頃は、サマーのような人には気をつけようとか、恋愛はこんなもんだと思ったり。誰かに出会い燃え上がりそうな自分を少し冷ますための映画として大事に見ていました。絶対にトムのようにはならないぞって笑
そんな若い頃から月日は流れ、いくつかの恋愛をしました。理不尽な目に会うこともあったし、理不尽なことをしてしまったこともあります。
そして、数年前に一生で一人の人と出会い、大恋愛をして、そして昨年別れてしまいました。
振られた自分は、結局トムのようになってしまいました。ああはならないぞと気をつけていたのに笑
恋なんて、愛なんて、そんな風に思う気持ちもあるし、サマーが輝いて見えた時のトムの気持ちも分かる。そして、サマーの気持ちが離れて行く姿。。どの描写も生々しくて、痛々しいくらいリアルです。
誰かに恋すること、失恋すること、立ち直ること、愛に出会うこと、2人の関係から色んなものが見えてくる、そんな作品だと思います。
経験してきたことによって見方が変わる映画なような気がします。
これからも大切にしていきたいです。
運命ってなんだろう。 切ない。。 運命の相手なんていない。 運命の...
運命ってなんだろう。
切ない。。
運命の相手なんていない。
運命の相手に、するの。
これは、いつかどこかの
おかーさんが言っていたことだけど。
変わってしまったと人は言う。
だから運命なんてないと人は言う。
でも本当は、500日経っても、
人は何にも変わらない。
「幸せを祈っているよ」
最後まで彼は、
本当に大切なメッセージに気づくことができなかった。
でも、また季節は巡り行く。それが運命だから。
切なさMAXだけど、
こういう素敵な映画と出会えるから、
映画をみるのはやめられない。
だけど前もって言っておくが、これは恋物語ではない。
この間10代の現代っ子の見た感想で、自分の価値観をサマーに押し付け...
この間10代の現代っ子の見た感想で、自分の価値観をサマーに押し付けてるだけでトムが最低!!というのを見てびっくりしたけれど、確かになるほどそういう視点で見れば納得...
でも個人的にはこの映画がとても好き
見た後しばらくは音楽流しながらBGMがわりにも楽しんでたな〜
リンゴ・スターと『卒業』
ザ・スミスを知らない(ホール&オーツは知ってるぞ)おじさんが語ってもしょうがないことだけど、ビートルズのメンバーの中でリンゴ・スターが好きだという女の子は必ずいる!ということだ。むしろポール、ジョン、ジョージを好きだという子よりも一途であり、真剣度合いが違うのだと思う。
500日というタイトルにしても本当は488日だと思うのですが、誰しもが共感できる部分が必ずあり、「誰かの所有物になるのはいや」という女子を男子は尊重しなければならない。所有物という考えなんてのも、日本でいえば封建制度の家父長制みたいな感じなのだろうし、自由の国アメリカならば尚更である。ただし浮気性の女は別だ。
時系列をシャッフルしたかのような編集は面白いし、レタッチソフトを使ったようなユニークな画面は多彩で引き付けられる。なぜ嫌われたのかも反省できるし、トムの心情もよく表せていると感じます。特にバーで絡んでくる男にとった態度や『卒業』を観たときの反応の違い、束縛するのは避けてたけど上手くいかないよね。でも、その『卒業』の涙の意味に気づけば、行動に移すことができたかもしれないな・・・
クロエ・グレース・モレッツはヒットガールそのまんまのイメージでとてもキュート。トムに蹴りくらい入れてあげれば良かったのにと思う。そして、次回作(500)日のオータムも楽しみに待ってみます・・・さらに(500)日のウィンターも!ちなみにサマーが歌いたかった「明日なき暴走」はブルース・スプリングスティーンだからスプリングが隠れてますね・・・ブルースも出てきたし。
繰り返しみたい!
トムはオレンジや茶色の暖色で映される事が多く、
サマーはブルーグレーで現されていた。
サマーを演じる女優さんにこの色はあまり似合っていなくて、夏の青なのか、それにしてはグレー系ブルーだからクールな性格を現しているのかどちらだろう?
どちらにしてもこの2人が結ばれることはないんだろうなと思わされた。
運命や奇跡はただぼーっと待っていて起こる事はなく自分の行動が全てであると教えてくれるラスト、500日目がとても好きで涙がポロっと、、
結局顔w
主人公の衝動的な行動にはちょっと共感できないけど、恋に落ちるシチュエーションは案外男も多いからその辺はあるある。
ラスト、結局顔かよ!ってのはツッコミでもあるけど一貫性があってそれはそれで納得感ある
公園のシーンが特に好き
サマーに振り回される男の姿にこんな映画もありだなと思った。現実にはこんな女の子はたくさんいるだろうし、こういう風に振り回される男の人もたくさんいるだろう。全体を通して爽やかで少し切なくまたハッピーな感じが好きだった。
そしてサマーのおしゃれな感じ好き。
ジョセフが公園で舞い上がっているシーンはこっちまで踊りたくなる!
斬新な演出が最高
ストーリーは誰もが経験してるような内容なのに、見せ方が他に類を見ない演出方法でおもしろかったです。
時間軸がストーリーごとに区切られて前後したり、ミュージカルシーンもあり、インタビューのようなものありで、とにかく見せ方が上手でした。
主人公はピュアな若いサラリーマン。
通常のラブストーリーと男女が逆転していて、女性でも主人公に共感するところがあって、おもしろいと思います。
でも、何箇所か共感するという程度だったので、やはり男性ならではの心境だったりするのかもしれません。
サマーは本当にかわいい!
タイプでいうと女性が魅力を感じるタイプではなくて、何であんな子と反感を感じるタイプですが、ちゃんとかわいい女性になっていたのが、楽しく鑑賞出来た大きな要因だと思います。
もっとサマーが女性から嫌われるように描かれていたら、女性は見ていて楽しくないと思います。
サマーの心境や主人公が吹っ切れる様子など、分からないところもあったので、もう一度見たいです。
現代版「恋人たちの予感」
実におしゃれな構成。
時間軸の対比とか、音楽の使い方とか、
LAという街がそもそもシャレオツ。
トム(J・G・レヴィット)にかなり同化出来た気がする。
何せサマーが可愛すぎる。ポニーテールサイコー。
そして翻弄され方も頷ける。男はバカな生き物。
決定的な別れを描いていないが、
始まりもそんなに「ここから」とか無かったから仕方ないだろう。
最後にサマーがトムに会いに来るのが、
見る人によってはbitchと映るだろうが、
彼女は打算ではな本能的にそういう女であって、
そういう女じゃないと惚れないと思う。少なくとも自分は。
ナレーターも良かった。「彼は確信した」
終わりまでおしゃれ。
終始男目線の話なので、女性が観てどう思うかは不明だが、
男性の共感度は高いであろう。
まだまだ幼さ残るクロエちゃんが、既に光る演技をしております。
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