「現代版「恋人たちの予感」」(500)日のサマー クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
現代版「恋人たちの予感」
実におしゃれな構成。
時間軸の対比とか、音楽の使い方とか、
LAという街がそもそもシャレオツ。
トム(J・G・レヴィット)にかなり同化出来た気がする。
何せサマーが可愛すぎる。ポニーテールサイコー。
そして翻弄され方も頷ける。男はバカな生き物。
決定的な別れを描いていないが、
始まりもそんなに「ここから」とか無かったから仕方ないだろう。
最後にサマーがトムに会いに来るのが、
見る人によってはbitchと映るだろうが、
彼女は打算ではな本能的にそういう女であって、
そういう女じゃないと惚れないと思う。少なくとも自分は。
ナレーターも良かった。「彼は確信した」
終わりまでおしゃれ。
終始男目線の話なので、女性が観てどう思うかは不明だが、
男性の共感度は高いであろう。
まだまだ幼さ残るクロエちゃんが、既に光る演技をしております。
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