エディ・マーフィの劇的1週間のレビュー・感想・評価

”仕事中毒のお父さん、何か大切なことを忘れていませんか？”って映画です。
出世やお金のことにしか目の無いウォール街のエリートに正攻法で説教しても聴く耳持ちませんね、そこで妖精のお告げで株価が読めるという一計を案じ、見事釣り上げました。
お子ちゃま映画の様ですが子供は出しに使われただけなので面白くないでしょう、ファンタジー仕立てで皮肉も入れていますが劇中の投資王ダンテ・デンツォ同様、茶番が通じない大人もいるので受けるかどうかは微妙でしょう。

まあ、お約束のハッピーエンドなのでなんとか観られましたがエディ臭が強すぎて子供が引き立ちません。クライマックスの合唱会、娘が主役の筈なのに『星の王子 ニューヨークへ行く』の格好でまたも出しゃばる、「ラブアクチャリー」で「恋人たちのクリスマス」を熱唱した子役オリヴィア・オルソンの意外性のようにオリビアには大きな声でAll You NeedIsLoveを熱唱して驚かせて欲しかった。