食堂かたつむりのレビュー・感想・評価
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料理は思っていたより出てこない
静かな映画でした。
そして、場面がコロコロ変わりました。前フリなく「はい、次!はい、次!」と言う感じ‥
「あれ?さっきの話は結局どうなったの??」と言うわだかまり。
‥終わり良ければ全て良し!って言うしラストはどんなのだ?と期待して見ていると、泣くシーンで音楽も静かになっているところに明るく派手な音楽が。
誰かの携帯です。映画を見るときはオフにしようね‥
そんなこんなで、その場の空気も含め私の好みではなかった映画でした。
キャストが本当に凄い人達なのでストーリーがもったいなかったな‥
しかし、静かな映画は疲れます。
物音を出さないように、この時期はとくに咳をしないように、同じ姿勢で座るのに疲れるので、座る姿勢を変えるのにも気を使います。
男目線で,観に行ったら,隠れていたかもしれん乙女子(オトコ?)がッ!?…
御多聞に漏れず、
女優陣が、好きな人ばっかだったので、つい、「目の保養に(!?)でも…」,と出かけたハズだったんだけど…
「そんなに、不幸かぁ?」
と思えてしまう程の設定を前説やら、つなぎ(?)で、ミュージカル仕立てコラージュ風(?)にて、ハショってしまうあたり、
「いただけんなぁ〜」などと思いつつも、その日常的(?)食材の持つカラフルな色彩に、身を委ねていると、ナゼかしら、"ワクワク"してしまっている,乙女な(!?)自分を発見してしまい「ドビックリ!!」
一応の一波乱は、有りつつも、
「こんなイイ人ばっか(いないよねぇ〜?)だったら、イイヨねェ〜?」的、有り得ねー設定に、ツッコむ前に、だいたい、小さな幸福感(?)の方が、湧き出してきて、勝ってしまうという
"(料理を)食べたくなる"映画というよりも、
普段,料理をしない人でさえも、
"(料理を)創ってみたくーなる(させる?)"映画かと…
ストーリーは、ともかく(?)、我々人間の食材(自然?)の持つ豊かな色彩の洪水に、乱れまみれて、「ウキウキ」、「クラクラ」とか(?)、してみたい方には、超オススメかもッ?!
極私的には、意外な発見の出来た作品でした…
幸せな気持ちにはひたれたのですが・・・
満島ひかりさん、志田未来さん目当てで行きました。
☆彡 ☆彡
感覚はAだけど
内容はBなのかなぁ・・・
鑑賞後、しあわせな気持ちになれます。
劇中の、セリフではありませんが、
今作を、観た人に劇中並みのサプライズな
幸せが、次々に訪れれば、今作のヒット間違いないのに、
なんて、ことも頭をよぎるほど、気持ちは高まります。
が・・・・・・。
《 上映される映画館の特色 》
鑑賞後、これを踏まえて
気持ちを準備しておけば
もっと早く世界に入れたかと感じたんです。
私が観たシネコン。
16スクリーンありますから、
1本目に観た『抱擁のかけら』同様、
単館っぽい、アート系のような作品を上映するときがあります。
では、都内に眼を移すと・・・
公開初日舞台挨拶は
TOHOシネマズシャンテ。
他にも、恵比寿ガーデンシネマ。
両館とも頻繁に利用しますが、
単館っぽい作品を上映する映画館なのです。
特に、シャンテなんて都内でここしか上映されていない
なんてことは、珍しくありません。まさに、日常茶飯事。
映画配給側もプロですから、
この時点で、作品の色を予測しておくべきでした。
◇ ◇
配給:東宝
製作委員会:TBS、キングレコード
『サヨナライツカ』
現在公開中ですが、
フジテレビ、映画の宣伝のため
中山美穂さんが主演する『眠れる森』を再放送していました。
かたや、TBS。
ノーリアクション。
スポーツ新聞やワイドショーで、
恵方巻きを作る柴咲コウさんの姿を見る程度。
せめて『セカチュー』の映画版を再放送するとか、
キングレコード絡みで、水樹奈々さんを引っ張り出すとか、
もう少し、宣伝してあげなきゃかわいそうな気もしました。
◇ ◇
感覚はAと書きました。
ジーンとしたり、ポロッと泣いちゃうシーン多いです。
いい映画だったなぁで、ある程度は満足感に酔えます。
《 間 》
ときにセリフ以上に
雄弁になりもする映画にとって最大の武器。
今作、これが多いのですが、
効果的なのと、逆効果なのが入り混じっていました。
ネタバレを防ぐため、それぞれ一例だけ。
効果的:柴咲コウさん、満島ひかりさん、喫茶店でのやりとり
逆効果:柴咲コウさん、ブラザートムさんからあることを教えられたのち自宅へ
効果的な場面は、ここだけでも満島ひかりさん目当てで来た甲斐があると言えるほど。
逆効果な場面は、間ができてしまったがために、柴咲コウさんの演技へとストーリーへの
サプライズに対しての、ハードルが上がってしまうんですよ。そして期待に応えてくれたかというと・・・。
◇ ◇
キャストも柴咲コウさんにあんなことをできるのは、
満島ひかりさんしかいないでしょうからGood!
ただ、最後一堂に会する場面で、
どうせワンシーンだけなんですから、
志田未来さんの彼氏は林遣都くんにして(『小公女セイラ』より)
満島ひかりさんの彼氏は西島隆弘くんにする(『愛のむきだし』より)。
それくらいの遊び心(こだわり)があってもよかったかなぁ、って気がします。
☆彡 ☆彡
時折挿入される
アニメは、あまり気になりませんでした。
丁度中盤で差し込まれたときは、完全に
お客さんのポップコーン&ドリンクタイムになってましたけどね(苦笑)
柴咲コウさんのファンって
同年代の男女が多いのかな。
もしそうだとすると、その年代よりも
高めの年齢のかたのほうに、向いている気がします。
同年代の人には、刺激が弱いし、スローテンポすぎるかな、と。
柴咲コウの声が出なくなったこと
満島ひかりとの一件は投げっぱなしなこと
満島ひかり事件、志田未来たちが助けられなかったの?
料理と
それにまつわる幸せに
重きを置いたのはわかりますが
詰めが甘かった気もしますので、
Bにさせていただきます(う~ん、惜しい!!)
女の子なら好きな映画
かもめ食堂みたいな何となく幸せ気分になれる映画。ちょっと残念だったのは、かもめ食堂みたいに映画が終わったあとにここに出てきたものが食べたくはならなかったこと。たぶん映し方がおいしそうには見えなかったのかなあ。その点が残念。でもいろんなつらいことがあっても食堂を開くことで周りも癒し、自分自身も癒し、そして母との確執もなくなり、観ている観客も癒される映画でした。途中に可愛らしい絵コンテなど入ってとってもかわいらしいつくりになってました。女の子なら好きになるような映画です。
自由奔放に見える母も......
失恋のショックでしゃべれなくなってしまった倫子が田舎に帰り1日1組みの御客をもてなす、「食堂かたつむり」をオープンする....。
この田舎は、どう見ても・・・形をしていると思ったら、案の定・・・村だって....車のナンバープレートにも・・・と書かれていて笑えます!
倫子の出す料理を食べると皆願いが叶うという不思議な世界....。
ブラザートムがいい味を出しています。
エルメスという豚をこよなく愛し、娘を毛嫌いしているように見える母親も実は.....クライマックスは、泣けます!....いろんな意味で.....。
美味しい人生。
なんとも不思議な世界観を味わった。
原作は読んでいないし、これが食に関する話なのか、
親子愛を念頭に描かれた話だったのか推測が難しい。
おそらく監督自身がどう描こうかと迷ったような、
そんな足跡すら感じとれるファンタジー系ドラマ。
まず冒頭の、絵本のような可愛らしい描き出し。
女の子ってこういう系好きだよな~なんて思ってたら
フワフワとした唄まで流れ始める。
極彩色が見え隠れし始めて、あ、そういう系ですか?
と思っていると、後半でグッとくるドラマに早変わり。
今作自体が料理のようにコロコロと味わいを変え、
観る側の驚きを誘うが、そこで好き好きが分かれそう。
この映画を美味しいと思えるかどうかに…。
私はこの世界観が美味しいと思えた方だった。
想像力を掻き立てるものが様々に配置され、
エ?と思うような描写が絵本仕立てに見えてきたり、
かと思うと昭和ドラマのような色合いも見え隠れする。
幸か不幸か、人間は美味しいものを口にすると
ホッとできて幸せを満喫できることを再認識する。
そもそも私が食べること大好き♪なせいもしれないが
命の源はそこにあるのだから感激せずにいられない。
とはいえこのドラマは、
ほんわかした雰囲気のまま終わるのではなかった^^;
うわ、そうきますか?という展開が後半に用意され、
不意をつかれて涙が出てしまった。
余貴美子の怪演は本当に素晴らしく、彼女の饒舌と
柴コウの無口がいい比率でこの親子に配分されている。
眼力(かなり強いですからね)だけで演技のできる
柴コウの巧さはなかなか。料理の手さばきも良かった。
エ?食べちゃうの!?的なショックを感じる人もいる。
似たような作品が最近もあったけれど…^^;
が、私には残酷というより全てに感謝せよ。の気持ちが
料理に表れていたと思うのだけれど…これも様々かな。
(ジュテームスープっていう、ネーミングが素晴らしい。)
料理はどこだ
漫画的技法は、その後、度々出てきます
おじさんあんまり好きじゃありません
料理のシーンが、想像よりはるかに少なく、ストーリーにあるような
徐々に
というふうには感じられませんでした
原作は読んでいませんが小説の方が、もっとたくさんエピソードがあったのではないかと、想像します
ちょっと舌足らずな出来です
せっかくだからもっと料理を出せば良かったのに
明らかに話が薄っぺらい原作の欠点を脚本にするとき、練り込む必要があったのではと感じた作品でした。
前半の出足は良かったと思います。言葉を失った倫子が食堂を始めるまで、いろんな食の着想が、ビジュアルとしてファンタジックに語られて、いかにも女性監督らしさが溢れていました。
なぜかおっぱいの形をした山をいただき、土地で取れる素材を次々料理していくところは、『西の魔女が死んだ』に似ています。また、倫子がしゃべれないこともあり、台詞少なめにほのぼのと料理が作られていくテンポは、『かもめ食堂』か『めがね』のようでもあるのです。
但し、後半の唐突で駆け足で綴られてしまうストーリー展開に、初監督の気負いを感じてしまいました。途中から、何を描いた作品か、見えなくなってしまうところが残念です。
食堂かたつむりがオープンして、お客さんが次々幸福になる奇跡が起きていくという仕掛けは面白かったです。だけど、メニューに虫が混入していたという事件から、幸福になる奇跡というエピソードが描かれなくなりました。その代わりに、母ルリコの末期癌であることが判明したことと、それでもルリコにプロポーズする男が登場して、倫子の手料理で結婚披露パーティが行われる話に。
結局本作は料理の話よりも、エキセントリックなルリコを子供の頃から嫌ってきた倫子が、ルリコの母親としての愛情に気がつかされるというストーリーだったのです。しかし、食堂を立ち上げるまでのエピソードを丁寧に描き込んだために、後半の肝心なところが凄く駆け足になって、倫子とルリコとの間で起きる哀しい出来事に涙をそそられませんでした。
あと本作のマスコット的存在として登場するのが、ルリコのペットである子豚のエルメス。すっかり柴咲コウに懐いた子豚ちゃんであったそうで、すごくかわいいし、なぜか話ができない倫子とも会話ができて、ユーモラスでした。
そんなかけがえのない家族なのに、あっけなく結婚披露パーティの生け贄にされてしまいます。『ブタがいた教室』では、飼っていた豚を食べるかどうかで1年間議論しているのに、何ともあっけない結論の出し方。
あっけないのは、倫子が喋れるようになるというエピソードも、なんだという設定。そんなにたやすく戻れるのだったら、早く試すべきでなかったかと突っ込みたくなります。 それぞれのエピソードはなかなか面白いアイディアが散りばめているのだけれど、それがぶっぎりの羅列に見えてしまうのは、それぞれのシークエンスが伏線になっていないことが上げられます。
前半の出足は良かったと思います。言葉を失った倫子が食堂を始めるまで、いろんな食の着想が、ビジュアルとしてファンタジックに語られて、いかにも女性監督らしさが溢れていました。
なぜかおっぱいの形をした山をいただき、土地で取れる素材を次々料理していくところは、『西の魔女が死んだ』に似ています。また、倫子がしゃべれないこともあり、台詞少なめにほのぼのと料理が作られていくテンポは、『かもめ食堂』か『めがね』のようでもあるのです。
但し、後半の唐突で駆け足で綴られてしまうストーリー展開に、初監督の気負いを感じてしまいました。途中から、何を描いた作品か、見えなくなってしまうところが残念です。
食堂かたつむりがオープンして、お客さんが次々幸福になる奇跡が起きていくという仕掛けは面白かったです。だけど、メニューに虫が混入していたという事件から、幸福になる奇跡というエピソードが描かれなくなりました。その代わりに、母ルリコの末期癌であることが判明したことと、それでもルリコにプロポーズする男が登場して、倫子の手料理で結婚披露パーティが行われる話に。
結局本作は料理の話よりも、エキセントリックなルリコを子供の頃から嫌ってきた倫子が、ルリコの母親としての愛情に気がつかされるというストーリーだったのです。しかし、食堂を立ち上げるまでのエピソードを丁寧に描き込んだために、後半の肝心なところが凄く駆け足になって、倫子とルリコとの間で起きる哀しい出来事に涙をそそられませんでした。
あと本作のマスコット的存在として登場するのが、ルリコのペットである子豚のエルメス。すっかり柴咲コウに懐いた子豚ちゃんであったそうで、すごくかわいいし、なぜか話ができない倫子とも会話ができて、ユーモラスでした。
そんなかけがえのない家族なのに、あっけなく結婚披露パーティの生け贄にされてしまいます。『ブタがいた教室』では、飼っていた豚を食べるかどうかで1年間議論しているのに、何ともあっけない結論の出し方。
あっけないのは、倫子が喋れるようになるというエピソードも、なんだという設定。そんなにたやすく戻れるのだったら、早く試すべきでなかったかと突っ込みたくなります。 それぞれのエピソードはなかなか面白いアイディアが散りばめているのだけれど、それがぶっぎりの羅列に見えてしまうのは、それぞれのシークエンスが伏線になっていないことが上げられます。
原作に忠実なのはいいのです。でも明らかに話が薄っぺらい原作の欠点を脚本にするとき、練り込む必要があったのではと感じた作品でした。
それでも喋れない倫子の気持ちを、表情で表現する柴咲コウの演技と、嫌みだけれど憎めないキャラのルリコを余貴美子の演技は、さすがです。
それでも喋れない倫子の気持ちを、表情で表現する柴咲コウの演技と、嫌みだけれど憎めないキャラのルリコを余貴美子の演技は、さすがです。
柴コウ可愛い
ほんわりと『生と死』に
ついて考えさせられる
映画だった。
なんとなしに見た映画だったが十分楽しめたので満足。
お茶漬けに1万円払ったおっちゃん(笑)
かっこよかったよ(^-^)/
「食べることは生きること」
ほっこり暖かでちょっぴし切ない映画でした。
そして美味しそうな料理がたくさん出てきます。
「食べることは生きること」がテーマ
感謝して食べる。
食べることで生を感じる。
死と生
料理を作る前の柴咲さんの姿がとても美しいです。
ミレーの絵のようでした。
カラフルなCG映像も超かわい~ですぅ。
CGでしょうがポイントになってるおっぱい山の景色もぷりてぃーなのです。
そして何といってもおかんがステキです。
一緒に生活している豚のエルメスもいい味出してます。
めちゃイケ見てる人にはおなじみの豚の幸子です~
ぜひぜひお薦めな映画です。
幸せになる料理を食べた、みんなのように幸せになる映画です。
気持ちが優しくなります。
そして、見たらお腹が空きます。
美味しいものをたくさん食べたくなります。
こんな食堂行きたいな~
★3.5
ホントは4何だけど・・・
唯一のNGポイントはエンディングに流れた主題歌です・・・
うーん、大人の事情なのかもしれませんが、超浮いてました・・・
挿入歌がいい味だしてるのに・・・残念。
嫌われ松子のようにトータルでこだわって欲しかったな~。
作品世界とどう考えてもあわないよー
ほのぼの
見終わった後、音楽がまわるまわる・・・観賞したのは、2か月も前なのに、
まだ覚えてるぐらい。所々に歌が入り、アニメーションが入り、
ストーリーを楽しむっていうより、感覚で楽しむ感じの作品だと思います。
もちろん、いろんなテーマが詰まっていますが・・。
出てくる料理は、美味しそうって言うより、倫子の思いがこもってて、
食べてみたくなりました。
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