「人を幸せにする料理」食堂かたつむり kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
人を幸せにする料理
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人を幸せにする料理・・・そんなテーマの映画は今までも数多くあったが、どことなくメルヘンチックで、不思議な世界から抜け出せない作品。波乱万丈な展開を予測させるも、中学時代のクラスメートであったミドリ(満島ひかり)によって料理の中に虫を入れられただけ・・・
母親ルリコ(余)が処女?などという奇想天外な発想はいいのだが、一緒にオッパイ山のバンジージャンプを飛んで失踪した先輩シュウ(三浦友和)が医者となって故郷に帰ってきて、癌であることが発覚したのに、そのまま結婚というクライマックス。最後は豚エルメスに乗って空を舞う・・・
ファンタジーならファンタジーらしく、人間ドラマならドラマらしく、なんだか全てが中途半端なような気がする。一番印象に残ったのは、ルリコの経営するスナックの常連である田中哲司が「こんなに時間かけやがってお茶漬けかよ」と言いつつもお茶漬けを食べてから1万円札を置いていったところだろうか・・・それに彼は飲酒運転になるからと、馬に乗って飲みに来ている(笑)
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