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「テンプスタッフ」オブセッション 歪んだ愛の果て kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
テンプスタッフ
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デレク(エルバ)は金融関係の会社の副社長に就任。社長はブルース・マッギルだ。この時点でB級感がいっぱい。黒人男性が副社長という点で、人種差別とは無縁のイメージをアピールしようとしているのか・・・それほど有能でもなさそうだったからなぁ。
そんなところへ派遣社員のリサが。英語でテンプ・スタッフ(ガール)なんて言うんだな。なぜだかリサはデレクに照準を定め、エロ攻撃開始。会社のパーティにおいては、トイレの個室で・・・しかし、結婚してからは妻一筋のデレクは拒絶し続ける。どんな攻撃に対しても一本気な男を演じるのだ。そんな拒絶に遭おうとも執拗に迫るリサ。挙句の果てには妄想によって自分を信じ込ませようと日記にありもしないことを書き続けたくらいだ。自ら会社を辞めてくれたのでホッとしていても、今度は研修中のデレクに近づき、ホテルのベッドで自殺未遂。おかげで家に入れてもらえなくなったデレク。離婚の危機・・・
なんとか仲直りしようとしていた矢先、実家に帰っていたはずのリサが今度は直接デレク邸に侵入し、ついにシャロンと直接対決(笑)。サイコサスペンスとしては動機が弱すぎなのが欠点だろう。『ゆりかごを揺らす手』や『ミザリー』なんかの優良な女性サイコものを単純なプロットにしたような映画だった。最後には屋根裏での格闘から、天井が抜け、落下したリサの上にシャンデリアが・・・可哀そうに。好きな女優の一人なだけにショック。俺だったら色仕掛けに乗っちゃうぞ!
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