ひとりかくれんぼ　劇場版のレビュー・感想・評価

　一人で出来る“こっくりさん”として知られる危険な遊び“ひとりかくれんぼ”。冒頭ではHNまいまいという少女が死亡。傍らには遊びに使った人形が置いてあったという。高校教師の柏木（川村）は女生徒と同僚教師が謎の失踪を遂げたことで部屋を訪ねるのだが、ひとりかくれんぼのやり方を書いた紙を発見。 　なぜか“神隠し”の本質を述べただけの結末。恐怖体験をしておきながら、いったい何を学んだんだ？先生・・・ 　ときどき怖くてビクっとする映像があるんだけど、ストーリーがよくわからないので心底怖くなるようなドラマではない。 　もともとは２ちゃんねるで流行した都市伝説のようだけど、新しいものほど胡散臭い。それをいかに映像化するか？というのが映画製作の技量なんだろうけど、なんだか内容がおかしくなっている。霊が自分自身を連れ去るというのもわかるが、そんな方向性ならば参加者も減るはずだろうに・・・

ひとりかくれんぼはやってはいけないのだ。パワー系の幽霊に引きずり込まれてしまう。神隠しとかそういうお話もごちゃ混ぜ。 河北麻友子が女子高生ぽくて良かった。