「初めて監督の舞台挨拶のある上映会に行ってきた。 80歳以上の台湾の...」台湾人生 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて監督の舞台挨拶のある上映会に行ってきた。 80歳以上の台湾の...
初めて監督の舞台挨拶のある上映会に行ってきた。
80歳以上の台湾の方は日本語が堪能である。
それは日本が統治していたという事実があるからだが、その後中国から国民党が入ってきて日本統治の名残をなくそうとする政策をしていく。
日本の文化をなくしていこうとするが、80歳以上の方々のココロは生粋の日本のココロになっていて、それが染みついている。
その日本に対する忠誠心ともいえるココロを日本政府は日本人ではないということでナイガシロにしてしまう。
そういう複雑な状況の中で、日本人教師の墓参りをしているシーンはインパクトがある。そこまで日本人教育がされて、それが人のココロに受け入れられている。
以前、ソウルのカジノ行ったときに、おばあちゃんから日本語で話しかけられた。それも日本統治の名残だなーとは思ったが、その時は大学のときで、そこまでの深い思いはなかった。
何をもって日本人なのか。
民族をもって日本人?
日本人としての教育されたから日本人?
天皇に忠誠を誓って日本人?
それを考えさせられた。
監督は隣町の出身。上映後の監督のコメントでもっと映画の内容が分かってよかった。最近ドキュメント系も好きになってきた。
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