ローン・レンジャーのレビュー・感想・評価
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冗長だが、アクションは痛快!
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
あまり評判が良くないのは承知で恐る恐る鑑賞しました。
冗長で、トントを主役にしたいのかローン・レンジャーを主役にしたいのかはっきりしませんでしたが、ストーリーは面白かったし、アクション・シーンの痛快さは最高でした。
ジョニー・デップはヘンな役がとにかく上手いなと思いました。無表情と体を張ったドタバタのギャップが面白すぎる!
Wrong Brothers
詳しくはありませんが、色々なバージョンが作られてきた原作のようです。元のTexas Rangersの人数や裏切り者の設定は変更し、頭でっかちな検事Johnが不思議な白馬に選ばれてthe Lone Rangerとなります。コメディをやると、どうもArmie Hammerはああいうドジな役が多い気が…。イケメン御曹司なのにね〜(^_^;)。そして予想通りDepp演じるTontoがメインで大半を引っ張り、ラストのアクションでようやくthe Lone Rangerが大活躍!いつの間にか運動神経抜群になっていました(^^)。
Kemosabeの意味設定も不透明でしたが、"wrong brother"という言葉が、Tonto & Johnだけでなく、悪党側にも、色んな意味で当てはまります。
よく考えてから取引しなさい。
欲を出してはいけない。
恩を仇で返してはいけない。
約束を破ってはいけない。
異民族にも敬意を払わなければいけない。
Disneyだからか、こういった教訓は子供にも分かりやすく埋め込まれていました。
ちなみに最後の列車が落ちていくシーンでは"The Cassandra Crossing"を思い出しました。
全ては最後のためなんですが、序盤をカットして2人の活躍をもっと描いて欲しかったです。
白い馬の性能が半端ない
真面目なところで急に笑いをはさんできたり、これがこの作品の味なんでしょうね。
トントというキャラクターが全体の雰囲気を全部のみこんでいく印象でした。
最後の列車のシーンはアクロバティックで面白さもあり楽しかったです。
まじないとか呪いとかも出てくるので、どこがどこまでどうなんだという不思議なお話でしたが良い喜劇だったと思います。
続編してほしい
そんなに評判がよくなかったから、今まで観てなかったけど普通に面白かった。1つ気になったのは先住民は騎兵隊に殺されたんじゃなかったけ?ローンレンジャーが処刑される場面で先住民が出てきたのは謎。アクションもよかったし、ストーリーも純粋に楽しめた。
あり得ないことが次々起こる(笑)
冒頭からあまり説明してくれないので、整理しながらついてく、しかも長くて疲れました。
え、普通ムリでしょ?的なあり得ないことが次々起こり、シラけてしまう。アニメなら有りかもだけど、実写で細部まで作り込んであるからこそ、シナリオの嘘臭さに違和感を感じるのかな。
そもそもジョンが銃を持たないという信念を貫くせいで兄や多数の犠牲が出てるのに、本人は気づいてるのか?(笑)
列車アクション2戦めで、これラストにもう一回ありそうと不安に思ってたらやはり3回戦スタート、長いしもういいよー
ディズニーにしてはグロい、
実写にしては嘘臭い、
とにかく長い、そんな映画でした
これがアメリカの時代劇だ!
時代劇。
世界の時代劇は多様だ。
チョンマゲにチャンバラのステロタイプだけが時代劇ではない。
パイレーツオブカリビアンも然り。17世紀の時代コスプレ劇だし。
同じ監督さんが今度は西部開拓時代でという流れはとても自然ですね。
然り然り。
パイレーツオブカリビアンの最初のヒットの鍵は「不死」をテーマにしたどんでん返し。
シリーズ全て面白いけれど第一作のあの爽快などんでん返しはもはや二度と味合うことができていない。
なにせ「ネタバレ」だからね。
6センス★パートⅡなんて無理だもんね。
そういう意味で、今回のローン★レンジャーは日本でなじみが薄いけれどCMやwebで探すとインディアン=トントは悪霊ハンターで不死なんだとか、主人公のローンレンジャーが死から蘇ったとか・・・。
ふむふむ、これは挑戦ですね。
ゴア・ヴァビンスキーは「不死」・「時代劇」・「ディズニー」の3つのキーワードで挑む訳です。
そして。
テーマへの挑戦が意味するものは・・・。
非常に面白グーです。この作品。
笑えるし、泣けるし、頑張ってるし、しっかりしてる。
時代劇だから時代を考えたコスプレ・人物・背景・・・。
時代劇のキャラクターは、その時代の経済・政治を背負いますから。
というわけで結構な死人もでますし、血も流れます。
そういう戦争をしていた時代。大きな権益が目の前にある時代だったのです。
ローンレンジャーのことはよくわかりませんが、彼が誕生する背景は全てオマージュとして取り込んでいます。(webで下調べした限りは。)
兄の死、セリフに再生、マスク、テーマソング等々・・・。
そして挑戦。
ご覧になればわかることですが・・・。
トレーラー画像は全て前振り。
あれだけの迫力で、トレーラーは重要なシーンではありません・・・。
そこから先は劇場で。
二度目ですがあえて言います。
与えられたテーマへの挑戦。
あと、ディズニー。
真の「万人向け」はとても配慮のいる作業。
流行だからと二番煎じを適当にアレンジすることとは違います。
さまざまな時代のさまざまな人々を取り込んだ上に、予算と時間の中で破綻のない映像をつなぐのは難しい作業です。
妻は一言。
あー面白かった!
知らない人ばっかだったね(笑)
ジョニデのギャラ高いからかな(笑)
恐るべしマイダーリン!
webニュースにジョニデギャラ減額合意のニュースあり。
艱難辛苦を乗り越えた作品のようです。
ヘレナボナムカーター好きな妻。
しかも名前の響きだけで・・・。
恐るべしマイダーリンです。
これだけのいい映画なのに余りの酷評の多さ。
どれだけ日本人は映画を見る目がないのか悲しくなります。
製作者ジェリーブラッカイマー曰く。
「観客が気に入れば続編もあり!」
映画なんですから、続編が決まってから「あれが伏線」なんて簡単なはず。
パイレーツオブカリビアンは5が決定、ILMはルーカスの手から離れてディズニーのものになりエピソード7製作が胎動。
続編万歳!
夢はかなう。難しいのは願いを抱き続けること。
魔法の国のビジョナリーカンパニー、ディズニーは常に進化し続け、皆様に夢と希望をお届けします。
“ブラッカイマーらしさ”が存分に味わえるSUPER西部劇
もっと奇天烈なトレージャーハンティングものかと思いきや、生粋の西部劇でした。それもそのはずで、原作はほとんど古典的な米国の人気コミックである。テレビ初期にTV映画シリーズとして人気を博し、1956年に劇場用映画にもなった古典的西部劇の代表作。
但し、現代のハリウッドムービーのしかも『パイレーツ』チームが手掛ければ、単なる西部劇に終わるわけがありません。銃撃戦や暴走する列車上での大活劇といったこのジャンルの定番ながら、そのスケール感ときたら度肝を抜くようなシーンのオンパレードでした。一体何両の蒸気機関車が宙を舞ってクラッシュしたのか。その走るSLや西部の町並みなリアルさを追及した結果、全てCGではなく実写セットいうから驚きです。9世紀の米国の機関車と8キロの線路をわざわざ作り、列車同士のチェイスシーンを撮影したというから恐れ入ります。“ブラッカイマーらしさ”が存分に味わえる作品でしょう。
あまりに多くの要素を入れすぎて、中盤は中だるみ気味。けれども注目はラスト11分!待ってましたの「ウィリアム・テル序曲」のファンファーレとともに、列車2本をつかった大活劇がはじまると、2時間30分の長さなんてコロリと忘れ、醍醐味に浸ったのです。ああ、大満足のアクションでした(^。^)
それにしてもデップの懐の深さはなんと底なしなんでしょう。デップーほどの看板俳優なら、自らがヒーロー役になっても様になっていたはずです。それをハマーに譲って、自らはトントという異形の悪霊ハンターに収まり、喜々として道化役に甘んじているのですから。但し、曽祖母が先住民だったといういうから、本人が望んで自らの家計のルーツを演じているのでしょう。そこには、白人マイノリティーへの皮肉というペーソスも感じられます。『パイレーツ』同様のコミカルな動きで、主役を喰ってしまうデップは、脇に廻っても、そのトリックスター的な独特の個性を遺憾なく発揮され、観客を鷲づかみにしてしまう千両役者です。
けれども、ハマーと相棒の白馬シルバー(実名なんだそうだ)もデップに負けていません。ここぞというタイムリーな場面に登場するシルバーに跨ったハマーの「ハイヨー! シルバー」と往年の決めポーズをとるシーンの何と痛快で、かっこいいんでしょう。
やっぱりローン・レンジャーが主役なのかと思いきや、デップはちゃっかりやっぱり自分が主役であるという自己主張を暗に本作に持ち込んでいたのです。
何しろ、ストーリーの幕あけからして、気がつけばデップの「ローン・レンジャー物語」になっているのですね。
それは、1933年のサンフランシスコでのこと。ワイルド・ウエストをしのぶ展覧会が開催されて、会場に、ローン・レンジャーと同じマスク、白いテンガロン・ハット、玩具の拳銃、玩具の拳銃(「百連発」の紙火薬式!)といういでたちの男の子がはいっていくのです。この年に、ラジオの連続放送劇「ローン・レンジャー」がはじまっていたそうです。
男の子がバッファローなどの剥製の展示物を見学していると、展示物の一つであるしわだらけのインディアンの人形が、突如話しかけて来るのです。男の子にむかって、「小さな巨人」(70年)のダスティン・ホフマンみたいに、ローン・レンジャーの思い出を語り出したインディアンが、誰あろうデップ演じるトントでした。
一通り語り終えたトントは、エンドロールで博物館を抜けだし、故郷のテキサスへトボトボ帰っていくです。そんなわけで、巧妙な手口でがっちり主役の座をデップは押さえていたのでした。
それから先のお話し。時代は1869年にさかのぼります。舞台はテキサス。ここで、やがてローン・レンジャーとなる若き検事ジョン・リードとコマンチ族のトントの奇妙な出会いがおこります。
トントは、無法者のキャヴェンディッシュに報復しようと、護送中の列車に同乗していたのです。ところがジョンのせいで、失敗に終わります。テキサス・レンジャーに任命されたジョンは、脱出したキャヴェンディッシュを追いますが、襲撃され、絶命の危機に。トントの聖なる力で息を吹き返したジョンは、素顔を隠すためのマスクをつけて、ローン・レンジャーとして生まれ変わるというもの。
最初の仮面のヒーロー誕生の経緯は、オリジナルの設定を大事に組みこんでいます。そこには本作のモチベーションとなっているオリジナルへの愛着と敬意が感じられます。、
これ以降、ジョンは黒いアイ・マスクをして正義の味方ローン・レンジャーとなり、頭にカラスの飾りを載せた先住民トントがその従者となって、鉄道建設にまつわる謀略の黒幕と対峙することになるのです。
鉄道建設、銀の採掘、弟ジョンの兄嫁にかけるひそかな愛などなど、善悪入り乱れてのお話は波乱いっぱいで楽しめます。その分人間ドラマとしての要素は、弱いけれど寂れていた西部劇をこれだけ楽しく、豪華に復活させた情熱は多いに評価したいと思います。 ぜひ続編を!
感想も嘘つかなーい。
タイトルに懐かしい~♪と思う人は、それなりのご年代^^;
もちろん私も知っているが、リアルタイムでは見ていない。
当時は大ヒットしたTVドラマ再放送を見て、
あの名台詞「ハイヨー、シルバー!」だとか「白人嘘つき。
インディアン嘘つかない。」なんていう真似が流行っていた。
C・ムーアの顔も怪傑ゾロと連動して、けっこう覚えている。
トント役のJ・シルヴァーヒールズもイケメンだったしなぁ。
ラジオドラマに端を発した人気シリーズが、まさか現代で
こんな風に甦るとはねぇ~。しかもトントはジョニデだし~。
別に今作を知らなくてもあの有名なウィリアム・テル序曲は、
聴いたことがあると思う。
後半はそれにノッて大活劇が催されるのでお楽しみに…!!
と、誉めたい気持ちはさんざんあれど(懐かしさに便乗して)
今作がアチラでヒットしなかった理由が、なんとなく分かる。
ハッキリいって、あんまり面白くないのだ(ゴメンねぇ)
見せ場多用の冒頭とラストはまだいいとして、
物語といい脚本といい台詞といい流れといい映像といい、
な~んかすごく長い割には、ぜんぜんワクワクしてこない。
元々残虐性のある話ではあるんだけど、暗さが際立つのね。
でもって、せっかくジョニデが笑いをとりそうな場面でも、
今ひとつ笑えない…。もっと面白くできただろうに!という、
TVドラマ的な要素を期待すると、アラずいぶん真面目志向。
若者ウケを狙ったのか、老人ウケを狙ったのか、
両方狙って外しちゃったのか(スイマセン)そんな感じである。
作りは悪くないので(もとは分かり易い単純なお話)
観ていて損な気分にはならないけれど、西部劇特有の愉快!
痛快!まぁ爽快!を期待すると、アレ~?って感じはする。
まぁこれは好き好きなので、グロい部分はそれなりにかわし、
A・ハマーとジョニデの共演をディズニー的に楽しめれば由。
二人とも役には十分に合っている。
特に網浜(爆)は、出自の良さが顔に出ていて(相当なセレブ)
ボート部の双子(あれ以来双子だと思えて仕方がないんだけど)
から、割とお坊っちゃま系の役が多かった気がするが、その
気質が今作でもピッタリと合っている。顔も古臭いし(ゴメン)
レンジャーとしてはお兄ちゃんの方が相当向いてるんだけど、
シルバーが選んだのが弟の網浜の方だったから^^;仕方ない~。
トントの墓掘りのシーンは、けっこう笑えたわ。
もちろん最大の見せ場はラストの列車暴走大活劇。
ウィリアム・テル序曲を堪能しながら、彼らの活躍を楽しめ、
さすがの映像技術にも感心する(俳優もスタントしてるしね)
このラストのテンポの良さを思えば、
あまりの長尺と詰め込み具合を凝縮して中盤を単純にすれば
飽きないで観られたかなぁと思うところが、とっても残念。
「キモサベ」の多用が目立つんだけど、
二人の絡みが心情的にまだ浅いので、あまりグッとこなかった。
シリーズ化…どうなんだろなぁ。
(ブッチと聞いてキャシディとすぐ浮かぶのも年代のせいか^^;)
本当の主役は。。。
やはり
カラスですね!(笑
凶暴なうさぎもなかなかよかったです!
デップの演技が往年の出演映画とリンクする
部分は、見慣れているのでいいとして(笑
今回は不思議と楽しめたのでした。
というのも、
やはり
カラスだよね~
死んでるんですねど(爆
ス-ト-リ-が今一ハチャメチャすぎて
感情移入できず、ハチャメチャなスト-リ-についていけなかったが、ラストのアクションはイケました。特に感動できなかったので、こんなものです。舞台挨拶はとても素敵なス-ツ姿でした。彼のプレイボ-イぶりが良く判りました。
楽しい‼
最初のトントじいさんうける。
トントとローン・レンジャーが、不死身すぎるところが好きでした。
敵の極悪、ブッチ・キャヴェンディッシュもなかなか死なないのも好きです。
終盤の音楽にのせてのドンパチ大合戦が最高に楽しい‼
列車の落下シーンは、迫力満点で圧巻‼
エンドロールの途中からのトントのひたすら歩くシーンが良い終わりかたでした。
興奮でき笑える楽しい作品でした。
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