現実に不満を持って、あくまで紳士的に強盗を重ねる老夫婦。
彼らが突きつけられてる現状はシビアなもんだけど、それについて真剣に考えるというよりかはどちらかというと、
強盗の緊張感やドキドキを通じて、薄れてた夫婦の仲がみるみるうちに昔のように戻っていく所が見所で、あったかかった。
結末はとても切なくて涙したけど、最後の最後に笑顔になっちゃうオチが待っててなんだかほっとした。
回想シーンがずるいよ。あれ挟んだら普通に泣いちゃう。
TSUTAYAでもコメディ映画のところにあったのに、ドタバタに笑うよりしみじみした。
好きな映画です。