ボーイズ・オン・ザ・ランのレビュー・感想・評価
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愛すべき“ダメ男”っぷり♪
峯田和伸さん演じる、田西敏行の愛すべきダメっぷり、もう最高です~
「アイデン&ティティ」も「色即ぜねれいしょん」でもよかったけど、コレが一番☆
涙、鼻水、ヨダレ、○液、、、、ありとあらゆる体液垂れ流しての熱演に、
観てるほうまで熱くなります。
“ガチャガチャ”の零細メーカーに務める営業マンの田西。
女の子と付き合ったこともない田西は、同僚のちはる(黒川芽衣)に密かな恋心を抱いているものの、
「田西さんって、いい人だよねー」のポジションで甘んじている。
ある日、ふとしたきっかけでライバル会社のエリート営業マンの青山(松田龍平)と親しくなり、
ちはるとの関係のアドバイスをもらうが…。
とにかくこの作品、配役が絶妙♪
ダメっぷり、やさぐれっぷり等々に、妙~なリアリティ&突き抜け感があります。
特にワタシがツボだったのは、、、
まず、ちはるの隣りに住むYOU演じるソープ嬢しほ。
熱が出て会社を休んだちはるを見舞いに行った田西は、
ふとした出来心でしほの部屋に行き、しほの“お世話”になりそうになります。
つけるモノもつけ、臨戦状態になったところで、
なんと!!ちはるがやってきてしまうのですー
ちょータイミングの悪い、、、
その上、ぺちょっと落ちる「アレ」の格好わるさ・気まずさったら、、、
もうたまりません~~
そして、これをきっかけに青山の毒牙にかかり
みるみるはすっぱになって行くちはるも最高。
それから、松田龍平演じるその青山の、これでもかというほどの性悪っぷり。
いるよ、いるいる、見た目はいいし、人当たりはいいんだけど、
救いようのないくらい根性悪くて、要領いいヤツーーーー…
と虫唾が走るくらいイヤな奴を好演(??)です。
それとは対照的にスバラシイのは、田西がつとめるダメ会社の面々。
社長(リリー・フランキー)はなーんか頼りないし、
上司の鈴木さん(小林薫)は昼間っから机でビール飲んでるし、
「おいおい、この会社、大丈夫か??」なのですが、
田西が青山と対決することになったときの、この二人のオトコマエなこと!!
もう、この二人に惚れましたよ~。
原作のファンの方はもろもろ不満なところもあるだろうと思いますが、
ワタシは原作のマンガを読んでいないので、ダメな中のカッコよさの描き方にぐっときました。
原作と、雰囲気がかすかに違う気がしました。
原作の漫画が好きで、その映画化ということで観に行きました。 印象としては、観ている最中に原作を思い出してしまう、というものがありました。田西(峯田和伸)やちはるちゃん(黒川芽以)のキャラクターがデフォルメされているなあ、話すスピードが少し早い気がするなあ、など。 でも映画には峯田さんの迫力や、田西のダメっぷりに感情移入しやすいような、周りの同僚たちの雰囲気があり、楽しめます。実写化することで笑えるところが増えていたりと、そういう原作との違いを楽しむ人には観る価値があると思います。
下ネタ連発だけど、笑えました
峯田さんの爆走は見事の一言! そして的役の松田龍平さん、こんなにかっこいいのかと驚いてしまいました。彼って、脇に回った方が肩に力が入らずにさりげなく演じられるのかしら? 男たちの下ネタ連発!また黒川芽衣ちゃんも負けていません。 峯田さん、かっこ悪いけど、ラストになると、かっこよく感じました!割とお勧めしたいです!
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