劇場公開日 2009年12月19日

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「中村達也ドラムで愛を語る」蘇りの血 もっちりもっちりさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5中村達也ドラムで愛を語る

2010年3月7日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

非常に単純でわかりやすいメッセージを伝えたかったのかな、という印象を持ちました。

ともすれば難しく捉えることがその作品を解釈することのように考えてしまいますが、恐らくはこの蘇りの血に関しては解釈するための解釈は必要ない、と自分なりに思いました。画面を追い、主役のオグリでもある中村達也のドラムを聴いていればいいのだと。

ただ、中村達也という人の有り様に負うとこが大きい映画だな、と思いました。仮に彼の体にある刺青やナイフ?の傷跡がなければどんな印象だったろうか。演技に関しては役者さんではないのでつまんなかったろうな、と想像してしまいましたが……

草刈麻有さんは今後が楽しみな女優さんだと思いました。透明感があってよかったです。

新井浩史さんの演じた役はこの作品の中で非常に重要だったなと思いました。彼は人間が蘇ることを知っている。だから死ぬことを怖がらない。死ぬことを怖がらない人間は、どうなんでしょう、生きているとは言えないかもしれない。劇中あっけなく死んでしまいましたが。

だらだら書いてしまいましたが、私には面白い映画でした。

もっちりもっちり