劇場公開日 2009年3月27日

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「歩んだ人生をじんわり感じる」マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと フジヤマさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5歩んだ人生をじんわり感じる

2023年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

実はアマプラで「マリー・ミー」を観た後に、関連映画で同じ主演俳優のオーウェン・ウィルソンが出てる作品として、こちらが上がってきました。
タイトルは...「マーリー・アンド・ミー」?え、ダジャレ?(アマプラでは英語のタイトルの方で出ていました)
再生すると冒頭からウェディングドレスのジェニファー・アニストンが出てきて、真剣にダジャレかと混乱したのですが、こちらの作品は2008年と「マリー・ミー」よりかなり前でした。関係ない話から始まりすみません^^;

ほんわかじんわりする作品を観たい気分だったので、とても良い映画鑑賞でした。個人的に☆3.8くらいの良作です。犬は大変お馬鹿ですが、犬が主役ではなく、オーウェン・ウィルソン演じるジョンの視点での人生模様の映画です。夫婦の始まりから家族ができていくまで、そして仕事のキャリアの変化などの観ていて共感できる部分に、じんわり人生に思いを馳せてしまいます。犬は、そんな人生でずっと変わらずおバカで愛されていました。
けれど犬は人より早く旅立つ。やがて寝る時間の方が多くなり、お別れの瞬間は来ます。

ジョンを通して人生を俯瞰で眺めて、色々全てがベストな選択ではなかったけれど、終わってみるとこれで良かった、そう思わせてくれる温かい余韻が残る映画でした。
長く努めた出版社の上司との関係が良かったです。それとジェニファー・アニストンって魅力的だなぁとあらためて感じながら鑑賞してました。

フジヤマ