劇場公開日 2009年12月19日

「クライマックスの謎解きネタが、モロ被りで愕然とする」映画 レイトン教授と永遠の歌姫 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0クライマックスの謎解きネタが、モロ被りで愕然とする

2010年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

完璧に、紅白初出場を果たした水樹奈々さん目当て。
だって、ゲームはやっていないし、予告編の画像の絵も、
あまり、好みのタッチではないし、なんか危険なにおいもしたし(苦笑)

それでも3作品の中では、
一番お客さんが入っていました。

入場前に謎解きの紙をいただき
斜め読みをしながら上映開始を待ちました。

☆彡     ☆彡

【正常な反応】
 クライマックスで鼻水を啜って感涙
【異常な反応】
 うそでしょ?クライマックスもろ被りだよ(泣)

では順番に。

【正常な反応】
 クライマックスで鼻水を啜る音が
 劇場中の各所から聞こえてきました。

 このシーン、水樹奈々さんが担当していて
 鉄板でしたし、ストーリーも、場面状況の絵も、音楽も
 素晴らしかったので、泣けるべくして泣けたに違いありません。

 ここに至るまでの前振りもキッチリできていましたし、
 気になっていた声優陣もホマキ以外は無難にこなしていましたので、
 作品の世界に入り込むのは容易だったでしょう(笑顔)

【異常な反応】

 これ当然ながら私なんですが、
 私、みんなが泣くはずのシーンで
 こりゃ泣けるよなぁ、とまさに第三者のごとく傍観していました。

 その理由なんですが、
 私、映画以外にもテレビドラマが好きで
 気になる作品は、ちょいちょい見ています。

 『クリスマスの奇蹟』(09、東海テレビ製作昼ドラ)

 このドラマとクライマックスのオチが、ほとんど変わらないんです。
 このドラマの登場人物に、今作の人物を当てはめていくと、ラストに
 あるものが消えていくシーンまで、ほとんど一緒です。しかも、使う
 楽器もピアノで、この部分も、ほとんど一緒ですし・・・。演奏し始めるとき
 『蒼の月』を弾きだすんじゃないかと思って、ドキドキしちゃいました(苦笑)

 1日3本鑑賞した作品中、
 2本も、似通った内容がある作品と
 バッティングするのは初めての経験なのですが、
 今作に関しては、ちょっと勘弁してよ・・・、と嘆かざるを得ませんでした。

 まぁ、
 『クリスマスの奇蹟』と被るイコール
 『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』(08)とも似ていることになるんですけどね。

☆彡     ☆彡

ゲームを知らなくても十分に楽しめます。
声優では、水樹奈々さん以外には、渡部篤郎さんの渋い声がグッドでした。

おそらく、昼ドラを見ながら
今作を鑑賞しに行くような人は、
まずいないと思いますので、楽しめると思います。
クライマックスで感涙するのも、全然あり、でしょう。

今日鑑賞したアニメ3作品の中では
一番おもしろかったです(笑顔)

それでもBなんですけどね(苦笑)

septaka