劇場公開日 2009年5月16日

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「初夏の麻生久美子祭・第1弾(^^;!」おと・な・り mori2さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5初夏の麻生久美子祭・第1弾(^^;!

2009年6月15日
鑑賞方法:映画館

幸せ

萌える

隣の家(部屋)から聞こえてくる音って、気になりますよね?そりゃ騒音はイヤですけど…。この映画では、その気になる“音”が、何と恋愛にまで発展しちゃうんですよ!う~ん、何ともメルヘンチック?!

 互いの部屋から聞こえてくる“音”っていうから、耳を澄ませば、微かに聞こえてくるレベルなのかな~?なんて思ってたんですが、何のことないまる聞こえじゃないですか(^^;!吾輩なら、あんな部屋で絶対生活できません!プライバシーも何もありゃしません。筒抜けにも、程があります!あんなん、生活にも支障をきたしますよ。まあ、主人公の2人には、その音がお互いに心地良い物になっているので、良かった(?)とは思いますが、まかり間違えてどちらかが、S〇Xなんかしちゃった時には…(爆)、作中過去にそんなシチュエーションがあったことをにおわせるシーンが出てきますが、吾輩ならようやらん(^^;!
 まあ、ツッコミはしましたけどなかなか面白い設定で、途中までは『この2人は、どこでどんな風に出会うのかな?あ、出会うと思わせておいて、実は最後まで互いに知らないままで終わったりして…』などと勝手に想像していたのですが、実はあるシーンで、この2人は“アッサリ”と繋がってしまうのです。吾輩そのシーンを見た瞬間『え~!それはアカンて。ヤメテ~や!!』と、心の中で叫んでしまいました。だってあまりにもあり得ないし、何か色々想像していたのが、バカみたいに思えてくるネタばらしで、もおとてもとても残念でございました。う~ん、コレはどうなんでしょうか(ネットでの他の方の評価などは、結構好評なんですよね。吾輩がひねくれてるのかな~)?大都会の片隅では、こんな不思議な偶然が起こるモンなのでしょうか?いや、あまりにも説得力に欠けるような…。

 ただ“映画女優・麻生久美子”は、今回も魅せてくれます!どこにでもいそうなごく普通の“アラサー・独身女性”を、ホントにサラっと、それでいてとても表情豊かに演じています。岡田君(V6の方)も頑張ってますが、やはりこの映画は麻生さんでしょう!あと今回初めて谷村美月ちゃんが、鬱陶しく思えてしまいました(^^;。そういう役柄なのでしょうがないとは思いますが、少々度が過ぎるかと…。

~追記~
 色々書きましたが、エンドロールは秀逸でした。何か、“ホッ”とさせられたっていうか…。
~追記②~
 タイトルの書き方、「おと・な・り」か「おと な り」かで悩んだんですが、公式HPの標記に合わせました。最近、凝ったタイトルが多いですね…。

mori2