「制作がアルタミラ・ピクチャーズとなっていたので、『スウィングガールズ』のようなイノシシのシーンにも納得。」キラー・ヴァージンロード kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
制作がアルタミラ・ピクチャーズとなっていたので、『スウィングガールズ』のようなイノシシのシーンにも納得。
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ミュージカル風の序盤はなかなかいい。まるで中島哲也作品のよう。大家さん(寺脇)の盗撮やフェチなんかもひろ子に対する純愛ととらえていいものなら、『トーク・トゥ・ハー』にも通ずるものがある(ないない)。
スーツケースを持っての逃亡劇(本人は逃亡とは思ってない)に偶然出会った自殺志願の女・小林福子(木村)が同行する。パチンコ屋の宣伝マン(小出恵介)、暴走族との遭遇、ペンションの景山(北村一輝)との出会いと、次から次へと人に出会う2人。おまけに追いかける警官(田中圭)や意味不明の凸凹外人犯罪者など・・・とにかく主人公のひろ子が幸せを掴むことによって皆幸せになるということで落ち着く。結婚するという目的よりも、途中からおじいちゃん(北村総一朗)にウェディングドレス姿を見せることが目的となる。
ところが、いざ結婚した賢一(マキダイ)が実はパンティーコレクターだったこと、誤って賢一を死なせてしまうというブラックさ。実は大家さんは生きていたとか、最終的にはドタバタだったという結末。後味はよくない(笑)
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