「あっけらかんとおおらかに生きる」大阪ハムレット マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)
あっけらかんとおおらかに生きる
小さな子供だろうが50を過ぎた大人だろうが人生の岐路が訪れることがある。本人はその試練に一生懸命立ち向かうのだけれど、周りの人間は興味本位でからかい、時には一般常識から逸脱していると白い目を向けたりする。
「皆、真剣やから、からかわんとってください!」 逆境にもめげずに立ち向かおうともがく人々を温かく見守ってあげよう、この作品にはそんなメッセージがある。
「生きるべきか死ぬべきか、そんなもん生きとったらそれでいいやん」 あっけらかんとおおらかに生きる術を身をもって教える肝っ玉母ちゃんが愉しい。
ストーリー自体はたいしたことはないのだが、大阪の下町に住む家族の日常を通して元気がもらえる作品だ。
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