「チュンリーはこんな風に誕生したのですね。」ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
チュンリーはこんな風に誕生したのですね。
厳しい時こそ立ち向かえ、なんて事を言いながら、
チュンリーは悪党に立ち向かって行くのです。
そして最後には
カメハメ波もどきの秘術で父親を殺した宿敵を撃破するのです。
が、
幾らゲームが原作だからとはいえ、物語りが単純明快過ぎるし、
人が簡単に殺され過ぎです。
最後のクライマックスシーンなんぞは、
ホワイト・ローズ(敵ボスの娘)の目の前で、
敵ボスをやっつけちゃうんですから、
ドライと言うべきか、いい加減と言うべきか、
はたまた、残酷と言うべきか。
話しも終盤に差し掛かった頃、
チュンリーは宿敵に捕らえられていた父親とようやく
再会できました。
それなのに父親はアッサリと殺されてしまいます。
そんな状況にも健気なチュンリーは
へこたれず、悲しみを持ち込みません。
あまりにも健気過ぎます、ドライ過ぎますヨ。
この物語りで、彼女の精神的支柱になったのは、
ゲンという師匠ですが、
ウッチャンナンチャンの南原に似ていて、
笑いを抑えるのに苦労しました。
この師匠の不死身さ加減がまた、脅威です。
兎に角、
突っ込みたくなるところ、満載のチュンリーのお話しでした。
でも、原作の好きな人や
年に数本しか映画をみないアクション好きの人には
充分楽しめると思いました、よ。
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