「若気の至りを後悔するには早すぎだぞ」ダイアナの選択 Kさんの映画レビュー(感想・評価)
若気の至りを後悔するには早すぎだぞ
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最近,映画館に行くまではあまり予備情報を入れないようにしているのだが,この作品は下調べをしておけば良かったと後悔.本サイトで山縣氏が「衝撃的な結末」と書いてあったのが,まさかそういう意味だったとは・・・
『パッセンジャーズ』に続くハリウッド作品のこの手のオチは,はっきり言って食傷気味.
そもそも,ダイアナの判断は責められるものべきではなく,あんなシチュエーションを迫った乱射犯人にこそ罪があるはず.18歳のティーン・エイジャーには酷すぎる場面だ.
根本的に,ガス・ヴァン・サントの『エレファント』と比較すると乱射事件の意味づけが説明不足で,最後まで観客は置いておかれた印象だった.
高校時代のダイアナを演じたエヴァン・レイチェル・ウッドは,弾ける若さをもてあますさまが,なかなかハマリ役で良かったので,そこを評価してC → B-ということで.
そういえば『パルプ・フィクション』の時のユマ・サーマンも,輝くばかりの美しさだったなあ.時の流れは残酷よのぅ.
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tokamanさんのコメント
2013年1月30日
4年も前ですが気になったので…
ダイアナの判断はどちらだったと解釈されていますか?
私の解釈では、ダイアナを責めていたのは、ダイアナ自身だけだったと思います。