劇場公開日 2008年10月11日

「主人公の設定は、ポールウォーカーへの忖度ですか?」ワイルド・バレット よしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0主人公の設定は、ポールウォーカーへの忖度ですか?

2020年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マフィアに所属する主人公がボスから銃の始末を命じられるが、息子の友人が持ち出してしまったことから、大騒動に発展する・・・と言うストーリー。

ポールウォーカー主演のサスペンス。冒頭でエンディング近い場面を見せてから物語が始まりますが、私はこの手法が好きではありません。正直、この手法を見た段階で、あまり期待せずに鑑賞していたのですが、中々秀作で最後まで飽きることはありませんでした。
拳銃を探し回るストーリー、二つのギャングの思惑駆け引き、そしてクライマックスのスケートリンク。虐待していた父親が子供を守るために行動するシーンは、正直意外で、でも嫌なニュースばかり見ている昨今を考えると、凄くホッとできる場面でした。
ただ、ラストで明かされる主人公の設定は、少しばかり無理があるように感じます。最後の場面だけ別の映画になったような印象で、蛇足だと感じました。

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よし