「陣痛見舞い」BABY BABY BABY! shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
陣痛見舞い
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映画「BABY BABY BABY! ベイビィ ベイビィ ベイビィ!」
(両沢和幸監督)から。
女優・観月ありささん演じる、佐々木陽子さんの友だちが、
出産間近の彼女に、手土産片手に様子を見に来たシーン。
「心配だから、陣中見舞いに来た」と呟くのだが、
私には「陣痛見舞い」と聞こえて、メモをしてしまった。(笑)
この映画のラストシーンを思い出す言葉としても、気になる一言。
男性から女性へ、敬意を表して「陣痛見舞い申し上げます」。
観客は、私以外、すべて若い女性陣ばかりだったので、
ちょっと気恥ずかしさはあったが、なかなか面白い映画だった。
最後は、スクリーンの中の女優陣と一緒に、いきんでしまった。(汗)
実は、この映画をどんな世代の人たちが観るのか、
子育て総合支援センター所長として、興味半分で望んだが、
途中から、そんなことは関係なく、楽しませていただいた映画。
政府の掲げる少子化対策もいいけれど、
痛快コメディ映画の中にも、その要素は隠されている気がした。
これから、初めて父親、母親になる、通称「プレパパ・プレママ」
と呼ばれる世代に、是非、この映画を観る機会を与えて欲しい。
(料金タダ、にしてあげてもいいから、観て欲しいと思うくらい)
男性にとって「妊娠」は手伝えても、
「出産」は、女性にしか出来ないお仕事・・と改めて実感した。
25年前、分娩室の外で聴いた我が子の産声を思い出しながら・・。
PS.
もう1つ、気になったおまけ。タイトルの「!」マーク。
どうして、3つ目だけにつくんだろう・・う〜ん、気になる。
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