「出産もお仕事。」BABY BABY BABY! ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
出産もお仕事。
出生率低下の折、こういう映画でなんとか人口増加を!!
…っていうことなのかどうかは分からないが^^;
TVドラマっぽい作りながら、ツボを押さえた作りになっていた。
私には息子がいるので、遠い昔(爆)のことなどを思い出したり。
いや、でも考えてみれば、私の周りにも子供がいない人が多い。
晩婚化が進み、子作りも難しくなるうえ(先日TVでもやってたが)
これからさらに人間の身体は子供が出来にくくなるんだそうだ。
いやいや、その前に、結婚率も下がってるんだもんね。
考えたら独身貴族も多いんだな。今から少し前(と思ってる自分)
パーっと結婚してパーっと子供を産んでしまった自分は、
周りでまだ大いに遊んでいる友人たちを見て羨ましかったものだ。
私の20代など、ほぼ無いに等しい…あ、愚痴になってるし^^;
さて、今回のメンバーは「ナースのお仕事」の人達だそうだ。
このドラマは特に見てはいなかったので、よく知らないのだが、
観月ありさはこういう役が似合うなぁ~と思った。姐さんタイプ。
いやでも、もっとお似合いだったのが松下由樹で^^;
確か独身だと思うけど、すでに4人くらい産んでいそうに見える。
飴だのチョコだの差し出すところや、井戸端会議にエクササイズ、
あ~こういう妊産婦いたよなぁ~と懐かしく思い出してしまった。
さらにお似合いというか、久々で、そして本当に自身が子沢山の
斉藤由貴が先生役だった。上手い!!ちょっと感動してしまった。
認知症の母(大先生)を抱え、おそらく婚期も逃してしまった、
産婦人科の先生。静かな眼差しの奥で、生まれることの大切さ、
その素晴らしさを訥々と語り、空いた時間は母の面倒を看る。と
いう、穏やかな先生なのだが、ひとたび出産ラッシュとなれば、
(これはあり得ないと思うが)すべて受け入れる体制をとっていた。
はっきり言って、あんな簡単に産まれるわけないのだが^^;
あの苦しみあってこその今なのだ。と思うとやはり感慨深い。
私は昔から動物が好きでも、子供は大嫌いだったx
それでも自分の子供は(当り前だが)このうえなく可愛いものだ。
そういうお母さんたちって、多いんじゃなかろうか。
まぁ…赤ちゃん、赤ちゃんって、そればかりを推奨していると
いう意味でなくても、ドラマとして普通に楽しめる作品だと思う。
そして大きなお世話かもしれないが(爆)
大好きな人と結婚し、家族が増えるというのは素敵なことだ。
それが可能な状況にいるのなら、私は是非に♪とお勧めする。
(あの谷原の小汚いロン毛姿と、品行方正な喋りとのギャップ^^;)