「生きる喜びとは?」PARIS パリ Manabusfさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる喜びとは?
パリ。花の都と呼ばれていても、実際は住人達の出会い、恋、別れ、憎しみ、苦悩など様々な人生が渦巻いていますねぇ~。パリに冬に行ったことがある人ならこの映画独特の雰囲気がよく分かるはずです。曇りのちょっと通り雨が降っている、あの独特の淋しい憂鬱間。エリック・サティの『グノッシエンヌ・1番』が2回も使われていて、さすがパリ好きの監督だけあって、パリの観光宣伝映画にも使えそうなくらい、誰でもわかるような観光地が沢山出てきますね。パリ好きの人には涙が出るほど嬉しい映画です。主人公が住んでいたアパートが有名な『ペーラシェーズ墓地』の横にあるのもストーリー上意識しての設定でしょうか?丁度、近所のアパートにいたことがあるので個人的には非常に嬉しい映画でした。
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