「ダレてないジャン。」ダレン・シャン ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ダレてないジャン。
観るまでは、何これ?吹替え版しかやってないし、
何だかイマイチ観る気がせず、レビューを読んでも
あららら…という感じで^^;ダレンなだけにダレていた。
おそらく内容もダレ~ッとしてるんだろうな、なんて
観る前からこういうことを考える自分もバカだけれど、
期待しないという選択は、時として良かったりする。
もちろん原作を知らないので(これが大きいか?)
普通に海外ドラマを観ている感じで楽しかったのだ。
吹替え?という違和感は(字幕で観たい派としての)
達者な声優陣(山本裕典は巧いがLilicoは失敗だな)
に後押しされホントに海外ドラマ風でテンポがいい。
確かに子供じみた奇天烈な展開ではあるのだけど、
(そして現代っ子のドライな感覚も垣間見れるけど)
セットも音楽も悪くないし、分かり辛い展開でもない。
気味の悪さでは蜘蛛がかなり出てくるので(主役級!)
ダメな人はやめておいた方がいいかも、だけど^^;
ヴァンパイアにはハーフ種もある訳か。(爆)
それでヴァンパニーズっていう残酷種もいる訳ね。(爆)
ヴァンパイアは少しの血を頂戴して、人間族と共存、
けっこう健気に生きてるんだなぁーなんて同情したり^^;
同じ種族族同士で戦争するってどっかであったような…。
エ?何これ、このヒトの弟がニュームーン撮ったヒト?
兄弟でヴァンパイア映画を撮ったの?なんか笑える~。
片方は大ヒットみたいだけど、こっちはどうなんでしょ?
ただ私のようなオバサン種からすると^^;
芸達者な俳優陣がノリノリで演技しているこっちの方が
面白かったな。何たってジョン・C・ライリーの素晴らしさ!
メイク要らないだろ!?くらいの顔力してますよ、彼は。
主人公を引っ張る、もうこうなったら親御さんの精神で
彼を導きつつ、自分と同じような恋に落ちる息子(爆)を
温かく見守り…でもまだ何か秘密がありそうだけど?^^;
そしてまだまだ嬉しい俳優陣!
我らが渡辺謙はもちろん(まったく違和感なしのデコ)
W・デフォーはどんなメイクしてもすぐ分かるし^^;
S・ハエックは髭が生えるし(これが違和感ないんだ)
海外ドラマファンには懐かしいアリー・myラブの
J・クラコウスキーまで出ている!(手が生える女^^;)
ダレン・シャン、観る前までは
ダレてんジャン。とか書こうと思ってのたけど^^;
これが意外と、ダレてないジャン。という感じ。
(新星、J・カールソンもいかにも普通で可愛い感じだ)