「運命と宿命と低迷。」宿命(2008) ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
運命と宿命と低迷。
クリックして本文を読む
この作品を観る「宿命」などおそらくなかった私には^^;
予想以上に、な~んともいえない違和感が残る作品でした。
自らの運命を呪いたくなるのは、こんな時?(大げさ)
韓国イケメン俳優お目当ての周りのオバちゃま御一行は、
エンドロール後にドキドキ☆発言を繰り返されてましたが。
ソン・スンホン、クォン・サンウ、チソンの3名が主役?
という感じのヤクザ(にもチンピラにも見えないお顔立ち)
もの…という感じの内容なんですが、とにかく脚本が粗く、
日本だったらジャニーズに刃物を持たせてるような感じで
甘い甘い、テーマはアイドル達の義理人情でしょうかねぇ。
冒頭から挿入される歌謡曲(日本人アーティストも)が、
終始うるさく響きわたるせいか、興冷めしてしまいます。
あと、女優たちがやたらギャアギャア泣いてばかりいる。
昔の日活とか大映、そういうのともまた似て非なる感じ…x
メインの俳優お目当てだったら、唯一楽しめそうな作品です。
3人の中でいちばん目を引いたのは、クォン・サンウかなぁ。
まるでカッコ良くないチンピラなんですが、時に残酷で、
時に滑稽な、演技のテンポがいちばん良かった気がします。
しっかしあのラストはねぇ…(汗)
(彼らに与えられた宿命は兵役ですね。お疲れさまでした。)
コメントする