宿命(2008)のレビュー・感想・評価
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紅と黒のMATADORA
GLAYファンなので主題歌「紅と黒のMATADORA」を聴く為だけに観に行きました。
ファンのひいき目で観たとしても、主題歌が全く映画に合っていないし、使われてる場面も謎。
なんでこの曲が採用されたのか全く意図が見えなかった。
内容は、韓国のヤクザ・チンピラモノ。
鉄パイプで殴り合ったり、車で轢いたりとなんか古い。
とにかく理不尽な暴力がいっぱい。
韓流スターに闘わせておけばOK、みたいな作品で。
韓流ファンなら楽しめるかもしれないが、そもそも誰がスターなのかがわからない僕には理解不能だったし、人物の見分けもつかなかった。
惡の印象を出す為なのか煙草を吸う場面が多いが、それも安易。
とにかくあげたらキリがないくらい突っ込みどころ満載。
しかもラストの展開は、本当に何が言いたかった映画なのかがわからない始末。
韓流が大好きな方は面白いのでしょうか?
GLAYファンはわざわざ観に行かなくていいでしょう、身を以て痛感しました(笑)。
最後に。
周りは韓流ファンと思われる方ばかりだったのですが、どうしてみんな語り合いながら観るのか…
映画の最低限のマナーくらいは守って欲しかった。
まぁ、そういう映画なんですかね、韓流映画ってのは…
失敗…。
運命と宿命と低迷。
この作品を観る「宿命」などおそらくなかった私には^^;
予想以上に、な~んともいえない違和感が残る作品でした。
自らの運命を呪いたくなるのは、こんな時?(大げさ)
韓国イケメン俳優お目当ての周りのオバちゃま御一行は、
エンドロール後にドキドキ☆発言を繰り返されてましたが。
ソン・スンホン、クォン・サンウ、チソンの3名が主役?
という感じのヤクザ(にもチンピラにも見えないお顔立ち)
もの…という感じの内容なんですが、とにかく脚本が粗く、
日本だったらジャニーズに刃物を持たせてるような感じで
甘い甘い、テーマはアイドル達の義理人情でしょうかねぇ。
冒頭から挿入される歌謡曲(日本人アーティストも)が、
終始うるさく響きわたるせいか、興冷めしてしまいます。
あと、女優たちがやたらギャアギャア泣いてばかりいる。
昔の日活とか大映、そういうのともまた似て非なる感じ…x
メインの俳優お目当てだったら、唯一楽しめそうな作品です。
3人の中でいちばん目を引いたのは、クォン・サンウかなぁ。
まるでカッコ良くないチンピラなんですが、時に残酷で、
時に滑稽な、演技のテンポがいちばん良かった気がします。
しっかしあのラストはねぇ…(汗)
(彼らに与えられた宿命は兵役ですね。お疲れさまでした。)
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