「どこか見覚えのある作品」ストリート・レーサー MASERATIさんの映画レビュー(感想・評価)
どこか見覚えのある作品
ロシア版の「ワイルド・スピード」です。レースの中に犯罪の色が見え隠れするあたりや女が絡んでくるあたり、日本車のカスタムカーが多いなどがまさにそれそのもの。しかしこちらには戦車を使ったレースなどオリジナリティが感じられて好印象。本家に比べると単純さは同等位ですが、お色気シーンが多くなり、それに対してストーリーの軸となる部分の説明が雑に感じました。
まあ、当然だとは思いますが、キャラクターの魅力は断然本家が上。
もちろん本作は別物なので比べてはいけないことだとは思いますが、どうも似たニュアンスの作品なのでどこを取ってもあちらと比べてしまいます。しかしながらストーリーは悪くなく、車のスピード感も良かったですし、ミュージックビデオを思わせる撮り方も格好良いです。どうもぱっとするカーアクション映画が少ない中、本作は中々頑張っている作品だと思います。。
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