「その、女の正体は?」東南角部屋二階の女 カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
その、女の正体は?
若手とはもう言えないだろうが,
老境に入る三人の役者との対比で、
つい若手三人といいたくなる
そんな若手三人と年配の三人との
静かな演技合戦の作品でした。
年齢差があったとしても
本当にわかり合えることは出来ないが、
わかろうと努力することは出来るハズ。
我々の日常では、
大切なこともそうでない事もマニュアル的に捌かれていく。
日々の生活の中で、疑問は封じ込められ、
人として一番大切なことが見過ごされて
時間は流れていく。
そんなメッセージを感じさせる映画だった。
モラトリアムをそろそろ卒業しようとする人に
お勧めの作品です。
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