赤い糸のレビュー・感想・評価
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何がいいのかわからない。
どこで泣くの?
とりあえず盛り込めばいいと思ってるのか?
薬物、いじめ、DV、自殺、記憶喪失、交通事故、ほんとのお母さんじゃないの。
とりあえず盛り込むからどの問題も触れ方が浅い。いらない。
ずーっと暗い。
人物の感情が現実離れし過ぎていて入り込めない。
すぐに思い込みで自殺しようとする。簡単に教室全員がいじめに走る。ヒロインのメイは中学生にも関わらず批判に対して平然と恐ろしく大人びた返しをする。
いらなくなった役は不自然な自殺未遂からの記憶喪失と事故死で強引に退場。
記憶喪失はそのあとの展開の伏線かと思ったら何もなかった…
最後も実は本当の親子ではないという話からそれをどう受け止めたのかわからないけど、とりあえずアッくんに会いに行って、約束通り誕生日を祝って、さよなら…
同じ誕生日、生まれたばかりの頃同じアパートにいた、誕生日に出会った、中学で再開し惹かれあった…のはいいけどそのあとがあれじゃ「赤い糸」のタイトルはしっくりこない。
救われない。見なきゃ良かった。
ケータイ小説
盛り上がらない序盤・・・さすがケータイ小説だ。それとも脚本が悪いのか?三角関係、四角関係になるのが中盤。ここでの中川沙良(桜庭ななみ)が可愛い。高橋陸(木村)を好きだと言ってたのに、その高橋が西野が途中で修学旅行から帰ってしまったのをいいことに、芽衣と2人きりで長崎を歩いていたのだった。そして安易な屋上からの飛び降り自殺。一命はとりとめたのだが・・・記憶喪失?そして横浜から大阪へ転校。一方、芽衣を避けるようになった淳史のほうも転校。なにか秘密がありそうだ。
さらに、学校では沙良の記憶喪失の件でクラスのみんなからイジメに遭う。さすが中学生、思考回路が短絡的。というか、クラスの他の生徒はそんなに沙良のことを思っていたのか?わけわかんねーよ(笑)。
中学を卒業。高橋と付き合うことになった芽衣だったが、高橋は芽衣の入学した高校を落ちてしまい、夜間の学校へ。そのためデートをするには毎日夕方5時からの短時間。しかし、束縛する気持ちが強すぎ。いきなりDV男になってしまった(笑)。その束縛のせいで失恋した友人・美亜(岡本玲)の相談にも乗ってやれず、美亜はドラッグをやり始めた。そして高橋は交通事故で死亡。そして16歳の誕生日を迎えた芽衣は両親の離婚話を聞かされ、自分が本当の子ではないことを告げられる。
終盤もドラマでその後の展開をするためにあっけなく終わる。映画では純愛といったイメージを残したかったのだろうけど、原作では中学生のときから皆セックスしてたり、かなり破滅的な内容のようだ。女子中高生から圧倒的な支持を得るためには、こうした破たんがないと無理なのだろう。ドラッグが悪として描かれてはいるものの、薬物の恐怖とまではいかなかったようだ。
ネタの宝庫
ケ、ケ、ケ、ケータイ小説恐るべし!
ついに映画の歴史は、この作品の出現により塗り替えられた〜。
同時進行のドラマ版は2回分を流し見た程度で、確かにドラマ版でも薬物に関する話がありましたね。
一応は映画単品でも分かり易く作られてはいますが、ドラマ版を観ておくと更に楽しめるかな…って言うか、とにかくこの映画凄すぎます。
ネタに次ぐネタの宝庫。完璧なる不幸の連続。一山超えたら更なる不幸の山々。
さあそれも乗り越えた。今度こそ若い2人に幸せがやって来る番だ〜。
しかしそれまでを上回る更なる不幸があ〜。
一体何と言う事だ…もう笑うしかねえぞこれ!
しかし、しかし、そんなモノなんか今の2人には屁でも無い。遂に2人は乗り越えたのだあ〜。
さあ、さあ、さあ、遂に映画の魔術!韓流恋愛映画を軽く超える奇跡がやって来る〜。
でた〜、世界一の大ど○で○返しの降臨だあ!
主演の南沢奈央ちゃん目当てに観に行ったら本当に凄いモノを見せて貰って…神様、私はこの記憶を一生の宝物にします。
とにかく映画を観ていて、最低10回は椅子から転げ落ちそうになりましたよ。こんな体験は初めてでした。ネタ映画として星5っ満点でしょう。
地球に生まれて良かった〜ヽ(≧▽≦)/※1
ところが、色々なサイトを見て回ったら…映画版はあくまでもドラマ版のダイジェストであって、真のラストはこれからドラマ放送で見られるのだとか…。
なめてんのか。星へらしちゃる(-.-")凸
※1 最近さっぱりとテレビで見なくなりましたねえ。
ネタ元の本人が消えてしまうとこうなるんでしょうね。
(2008年12月21日TOHOシネマズ錦糸町No.8スクリーン)
もしよかったら・・・
映画「赤い糸」(村上正典監督)から。
中学生の恋愛って、こんなだったかな?と
一所懸命、思いだそうとしたが、無理だった。(笑)
今回は、中学校の修学旅行(長崎)の自由時間を、
気の合った仲間たちと計画し決めようとしたシーン。
主人公の敦史が、芽衣(メイ)に向かって投げかけた台詞。
「もしよかったら、2人で一緒に回らない?」
これって、私の感覚では理解できなかった。
付き合っているわけでもなく、告白したわけでもないのに、
仲の良い友だちのいる前で、この会話の展開が・・。
ただ物語中、この言い方が冷やかしの対象となる。
「もし、よかったら・・・」「もし、よかったら・・」
最近、こんな台詞を口にする機会がないからかもしれないが、
断られるかもしれない、という可能性があるから、
私にとっては、とっても勇気がいて、
ちょっとドキドキするフレーズであると思っている。
出来ることなら、なんとか使いこなしたい。
PS.おまけの鑑賞ハプニング
このテレビも見ていない私にとって、場違いの視線を浴びていた。
観客のほとんどは、女子中学生・女子高生。
やっちまったぁ、って感じで、終わってもなかなか席を立てず。
話のネタにはなりますが・・。(汗)
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