劇場公開日 2008年9月6日

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「評価に悩む」わが教え子、ヒトラー こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0評価に悩む

2023年7月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

傷つきやすく純粋な人間として
ヒトラーを描いたこと、
またその講師としてユダヤ人俳優を配置したこと。

設定とか面白いと思うのですが
もっとハッタリを効かせてもよかったような?
テンポがあまり良くないので
せっかくの笑いどころも
うまく響いてこなかった。
(下ネタ多め。
だからその手のが苦手な人だとまったく面白くないかもしれない)

監督がユダヤ人というのは当初から言われていたが
そういったことは抜きにしても、
少々癖のあるひねったユーモアセンスを感じる。
ヒトラーを描いてユーモアってのも
なかなか乙なものではありませんか。

今後の展開に期待したいと思う。
映画はつまんないわけでもなく
なんというか、評価に困る。
食材はすごくいいのだがシェフの腕をも一つ上げてほしいって気分だ。

こまめぞう