バグズ・ワールドのレビュー・感想・評価
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女王の鼓動が、全体の動きとなる
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映画「バグズ・ワールド」(フィリップ・カルデロン監督)から。
「ボロスコープ」という特殊カメラを使い、アリの世界を
リアルに捉えたドキュメンタリードラマ。
CGと勘違いするほどの画像で、予想外に面白かった。
映画「アース」などと違い、ただの生態を撮影するだけでなく、
ちゃんとしたストーリーがあったし、見ていて飽きなかった。
「女王」がいる昆虫は、働きハチ・働きアリなど、
「働き〜」という役割の部隊がいる。
一度、産卵をはじめたら逃げることはできない女王を守るために、
全力で働き続けるシーンは、感動的である。
彼らは、死ぬまでそこを離れないらしい。
作品の中で、何度も何度も「帝国」という字幕が出てきたが、
本当に、その言葉に相応しい組織力だと感心した。
この作品でのメモは、
「ネットワークの中心は女王」「女王は帝国の母」
「女王の鼓動が、全体の動きとなる」など、女王ネタが多い。
その中から、女王アリの産卵シーンのナレーションを選んでみた。
フランス映画だけど・・一度、ご覧あれ。
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