「優秀なエースは、優秀なアシストがいて生まれる」シャカリキ! shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
優秀なエースは、優秀なアシストがいて生まれる
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映画「シャカリキ」(大野伸介監督)から。
自転車のロードレースは、チームとして、
ゴール寸前まで、誰かが風の抵抗を受け、
チームに一人しかいない「エース」の体力を温存させながら
勝たせる努力に徹する、チームワークの競技である。
だから「優秀なエースは、優秀なアシストがいて生まれる」
という表現は、自転車のロードレース独特の表現かな、
と暗闇の中で慌ててメモしたが、
実は、いろいろな分野で使えるフレーズであった。
「エース、ヒーロー、ヒロイン、主役、主演・・・」
分野によって、いろいろな呼び方があるが、
「アシスト、脇役、助演・・」などの表現もまた存在する。
スポットライトは浴びないが、必ず存在するアシスト役。
北京五輪で優勝投手となった上野選手のボールを、
痛みをこらえながら、黙々と受け続けた若い捕手がいたからこそ、
彼女は輝くことが出来た。そんな関係かな?と理解した。
エースの活躍を見るたびに、アシストしているのは誰だろうか、と
気になる50歳の私がいる。
PS.タイトルの「シャカリキ」の意味。
(俗)懸命になって何かに取り込むこと。しかしなぜか「語源未詳」
う〜ん、気になる。(笑)
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