「大人の入り口」旅するジーンズと19歳の旅立ち 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
大人の入り口
2008年(アメリカ)原作はジュニア小説でアン・ブラッシュアーズ。
2005年の「旅するジーンズと16歳の夏」の続編です。
デイビー、カーメン、ブリジット、リーナの4人は、全員大学生になり、
住む所は離れ離れになります。
4人の誰の体型にもぴったりフィットする“魔法のジーンズ”
古着屋で見つけた“ジーンズ”
4人は1週間交代で身につけて、宅配便で次の人へバトンタッチ。
今回の映画で、4人それぞれに起こる出来事は、もはや“魔法のジーンズ”とは無関係・・・
そんな気がします。
若い女の子なら、誰もが経験する“色々”
デイビー・・・やや、イエ、かなりへそ曲がりな性格です。
………………………好きな男の子との初体験。
………………………彼氏の付けたコンドームが破れちゃってパニックになるデイビー。
………………………現実に有りそうにアクシデント!!
カーメン・・・2人で助け合ってきたママが再婚して、赤ちゃんがもうすぐ生まれる。
………………………そして裏方志望のカーメンがシェイクスピア劇のメイン・キャストに!!
………………………自分でも思いがけない才能に気づくとき。
ブリジット・・・一番勝ち気で気丈に振る舞うブリジット。
…………………………内心は一番に寂しい。4年前に自殺したママの事件から立ち直れてない。
…………………………トルコ旅行の帰りアラバマの祖母を訪ねて知るママの気持ち、パパの気持
リーナ・・・・・女らしい外見で、男の子にモテます。
…………………………絵画モデルの男の子が孟アタックするけれど・・・・
…………………………リーナの心は3年前、ギリシャで知り合ったコステイを忘れてない!!
そんな忙しい彼女たち。“魔法のジーンズ”をリーナの妹が紛失してしまいます。
4人が“奇跡の島ギリシャのサントリーニ島へ、いざ集合です。
困った時の最終兵器は4人の仲間たち。
デイビー、カーメン、ブリジット、リーナ。
試行錯誤しながら成長していく友情物語。
ジーンズの出番は少なくて、卒業ジーンズ・・・ですね。