「納得できないエンディング」1978年、冬。 ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
納得できないエンディング
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一昔前の恋愛映画だなと、ある種のノスタルジーに浸りながら見ていたら、後半、想定外の展開に、しかも嫌な展開になってしまった。二人へのいじめ、さらには弟までがいじめの対象になってしまうとは。
それでも二人がハッピーエンドになったならまだ良かったが、主人公の突然の死によって強制的に物語を終わらせるのは一番安直な方法であり、私にとっては一番嫌いな結末である。チャン・イーモウ監督の「サンザシの樹の下で」にちょっと似ている。あの映画でも最後に主人公の恋人がなくなってしまう。あまりにも切なくて涙を誘うが、こちらはそのような感情には至らなかった。
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