「静かにすぎる鬱屈した日常」1978年、冬。 redirさんの映画レビュー(感想・評価)
静かにすぎる鬱屈した日常
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文革が終わっても。
退屈な日々
貧しい日々
広い世界に踏み出すことができるのは想像力を持ち、服従はしない心を持つこと
ラジオがなり、世界が少し開いたが
層をなすいじめ 自由がなくてなんとも東アジア的
孤独な男女のささやかな交わり
兄と弟の葛藤と共闘
わずかな音とわずかな光で心を伝え合う
いつかこの列車でここを出て行くと心に誓う
でも乗れた列車はなんと出征列車
文革を生き延びた静かな父親、子どもたちに過剰な期待寄せる母親
兄の遺志を自ら継ぐだろう弟、、
激烈な国に振り回れ、その大国にちっぽけな存在として静かに小さくしかし強く生きる人たちの映画だった
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