「まぁ、まぁ。」252 生存者あり クワトロ=バジーナさんの映画レビュー(感想・評価)
まぁ、まぁ。
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まあ、映画です。
レスキュー隊がどんなものなのかを映画にしたもの。実際のものとは多分多少の違いはあるのだろう。その部分を強調するあまり誇大表現するのだろうが、これがうそ臭いと思われると映画もつまらなくなるのでしょうか。
これを見て想い出すのが「タワーリングインフェルノ」「バックドラフト」だ。都会での高層ビル火災の恐怖、消防隊が常に直面するバックドラフトの危険性、実にリアリティがあるように思えた。
「252」は自然災害の中の救出活動を描いているが、どこかゴジラ映画とオーバーラップしてしまう。何かからの脱出映画は「ポセイドンアドベンチャー」「デイライト」等で、見る人は客観的な感覚は持ってしまっている。何かまた別の恐怖ポイントがあればよかった。
最近「咲いて散らすな、オレンジの花」という本を読んだ。これは新宿消防署のレスキュー隊員だった人の本で、これを読んだ時に本物のレスキュー隊ってこうなんだと感じた。映画では映画ならではの強調したい部分があるのだろうが、派手ではなくても充分に見る側に伝わるようなこの本のような映画が見たかった。
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